リゾートバイトで社会保険に加入するメリットとは?
【2024/06/13更新】リゾートバイトでも社会保険への加入はできるのでしょうか?結論から言うと、加入条件さえ満たせばリゾートバイトでも社会保険は加入できます!今回は、リゾートバイトを始めたい方に向けて、社会保険への加入方法・メリットを紹介します!
社会保険への加入方法・メリットに関してご紹介!
リゾートバイトでも社会保険に加入できるって知っていましたか?今回は、リゾートバイトを始めたい方に向けて、「そもそも社会保険ってなに?」「社会保険のメリットは?」「どうやったら社会保険に入れるの?」などなど、社会保険にまつわる疑問を解説!社会保険について学んで、楽しいリゾートバイト生活を送りましょう!
そもそも社会保険ってなに?
社会保険とは、国民の生活を保障するために設けられた公的な保険制度のこと。一定の条件を満たす国民は、社会保険に加入して保険料を負担する義務があります。社会保険は大きく分けて「健康保険」「労働保険(雇用保険、労災保険)」「厚生年金保険」「介護保険」の5種類。今回はそのなかから、リゾートバイトなどお仕事と関係のある4つの社会保険について、詳しく解説していきます!
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・健康保険
健康保険は、医療給付などを支給して生活を安定させることを目的としたもの。病気やけが、出産などをしたとき、またはそれらが理由で会社を休み給料が出ないときに適用されます。
国民健康保険と違うのは、健康保険では会社と従業員で保険料を折半する点です。年齢などによっても異なりますが、けがや病気は医療費の自己負担が3割、事業所が7割負担となります。
・雇用保険
雇用保険とは、失業して所得がなくなった場合や一時的に働けなくなった場合に、生活の安定や再就職促進を図るために失業給付などを支給する保険のこと。再度働くために生活を保障するもので、仕事がなくなったときに備える公的保険です。
雇用保険の加入条件は、「所定労働時間が1週間で20時間以上あること」、「雇用見込みが31日以上あること」となります。
・労災保険
労災保険とは、仕事中や通勤中に起きたけがや病気、障害などに保険給付を行う制度です。
労災保険は、正社員だけでなく派遣社員やアルバイトで働いている方も対象となります。労災保険は業務中や通勤中に起因したものが対象となります。
・厚生年金保険
厚生年金保険は、国民年金に上乗せされて給付される年金のことで、65歳以上からもらえる老齢年金や障害年金、遺族年金が支払われます。
厚生年金の保険料は、給与とボーナスの全額に対して共通の保険料率を掛けて算出します。その金額のうち半分は雇用主が、もう半分は加入者が負担することで、保険料額が確定します。厚生年金の支給額は加入期間や支払った保険料の額によって決まります。
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リゾートバイトでも社会保険に加入できるの?
では、リゾートバイトでも社会保険への加入はできるのでしょうか?
社会保険の加入条件
結論から言うと、加入条件さえ満たせばリゾートバイトでも社会保険は加入できます!
▼加入条件
・2ヶ月と1日を超える雇用契約期間が確認できること
・1ヶ月の所定労働時間、日数が正社員と比較しておおむね4分の3以上であること
※ただし、2ヶ月以内であっても、その契約が「更新される旨」、または「更新される場合がある旨」等が明示されている場合は、加入対象となります
この加入条件は法律でも定められているので、上記を満たしている場合は社会保険に加入しなくてはいけません。リゾートバイトの場合、1ヶ月などの短期を除いてほとんどが加入条件に当てはまるはずです。
しかし、例外としてスキー場などの季節的業務の場合は、4ヶ月を超える雇用契約期間が確認できる方が加入対象となりますので、注意してください!
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社会保険に加入するメリットとは?
ここからは、社会保険に加入することで保障される内容やメリットについて解説します。
メリット1:老後に受け取れる年金額が増える
厚生年金保険に加入すると、老後は基礎年金の額にプラスして在職中に支払った厚生年金の保険料に応じた額を上乗せして受給できます。また、厚生年金保険の加入期間が長いほど、上乗せされる年金の額も増えます。
メリット2:手厚い保障制度
社会保険に加入していると、手厚い保障制度を受けることができます。条件を満たしていれば、リゾートバイトをしている方ももちろん対象です。
・傷病手当金
病気やけがを理由に3日間連続で仕事に就けなくなってしまい、給与の支払いを受けられない場合、4日目以降に傷病手当金の受給が可能です。ただし、給与が支払われている間は、傷病手当金は支給されません。給与の支払いがあっても、傷病手当金の額よりも少ない場合は、その差額分が支給されます。
・出産手当金
妊娠4ヶ月(85日)以降の出産や流産、死産、人工中絶などをしている方が対象です。出産前後の給与をもらっていない、もしくは給与額が出産手当金よりも少ない方が対象となります。
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社会保険加入の注意点
派遣会社の待遇・福利厚生を確認!
リゾートバイトのように派遣で働く場合、派遣会社に雇用されることになりますので、リゾートバイト勤務先ではなく派遣会社で社会保険が完備されているかを確認する必要があります。
雇用形態が正社員や派遣社員、アルバイトでも、加入条件を満たしている方は必ず社会保険に加入しなければいけません。リゾートバイトダイブでは、お仕事が決定した際に加入手続きについてのご案内をさせていただきます。
扶養の範囲で働きたい場合
健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険に加入する場合は加入者も半分または一部保険料を負担する必要があります。結婚していて配偶者の扶養の範囲内で働きたいという場合は、年収を103万円以内に収めなければなりません。
しかし、以下の条件を満たした場合は、夫の扶養ではなくなり自分が社会保険に加入する必要があります。
・週の労働が20時間以上
・1ヶ月の賃金が88,000円以上
・雇用期間の見込みが1年以上ある
・学生ではない
・従業員501人以上の会社に勤務
住民票が日本以外の場合
住民票が日本以外の国の場合は、社会保険の対象外となってしまいます。しかし、社会保険の加入条件を満たす期間で働く場合、日本に一定期間滞在しているということになるため、住民票を日本に移す必要があります。一時帰国の場合でも、加入条件を満たす際は住民票を移してからリゾートバイトを始めましょう!
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社会保険の手続きはどうやってやるの?
社会保険に加入する場合、加入の手続きはリゾートバイトの派遣会社で進めます。社会保険の手続きに必要なものは、以下の通りです。
・【年金手帳】4ケタ-6ケタの基礎年金番号
※年金手帳(青色)の見開き1ページ目に記載されています
・【雇用保険被保険者証】4ケタ-6ケタ-1ケタの雇用保険番号
以前就業されていた会社で雇用保険に加入されていた場合発行されているものです(※加入暦のない方は新規で手続きします)。不明な場合は以前加入していた会社にお問い合わせするか、前職の会社名を伝えましょう。
・住民票に記載されている現在の住所
・【マイナンバー】12ケタの個人番号
手続きには正確な情報が必要です。申告する際は、番号が間違っていないかよく確認しましょう!
加入手続きが住むと、健康保険証が郵送で送られてきます。手元に届くまでは、手続きから約1ヶ月~1ヶ月半ほど。健康保険証が届いたら、正しい情報が記載されているかしっかり確認しましょう。
また、契約が終了すると健康保険証を使用できません。必ず派遣会社に返却してください。
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リゾートバイト勤務先が変わっても継続できる?
新しいリゾートバイトの勤務先へ行く場合、今の勤務先終了時から次の勤務開始日までの期間が1ヶ月以内であれば、継続できます。
しかし、勤務先の変更と同時に派遣会社も変わった場合は、新しい派遣会社で2ヶ月の雇用契約を結び、再度加入の手続きをする必要があるので注意してください。
同じ派遣会社内で勤務地が変更となる場合に限り、次の勤務先の契約期間が1ヶ月の短期であっても、そのまま社会保険の継続が可能です。
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リゾートバイト終了後は?
リゾートバイトが終了すると、健康保険証は使用できなくなります。すみやかに、派遣会社へ返却しましょう!郵送での返却もOKです。
健康保険を継続する場合
健康保険は任意継続といって、リゾートバイト終了後も2年間継続することができます。
継続にはいくつか条件があります。
・資格喪失日(退職日の翌日など)までに健康保険の被保険者期間が継続して2ヵ月以上あること
・資格喪失日(退職日の翌日など)から20日(20日目が土日・祝日の場合は翌営業日)以内に「任意継続被保険者資格取得申出書」を提出すること
健康保険を継続しない場合
任意継続制度をしない場合は、下記の方法があります。
・国民健康保険に加入する
・家族の扶養に入る
国民健康保険に切り替える場合、退職後14日以内に加入の手続きをしてください。必要なものは下記2点です。
・社会保険の資格喪失証明書
・本人確認書類
社会保険の資格喪失証明書は、リゾートバイト派遣会社で用意してもらう必要があります。退職時に必ず確認しておきましょう!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?リゾートバイトダイブの場合、条件を満たされた方には必ず加入の手続きをご案内させていただきますのでご安心ください。社会保険について少しでも不明な点や不安な点があれば、担当者までご相談くださいね!
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