
【2025年版】一度は見たい!日本三大花火&全国おすすめ大会まとめ
【2025/06/08更新】夏の夜空を煌びやかに彩る花火は、日本の風物詩のひとつ。この夏も全国各地で美しい花火が打ち上がります。なかでも「日本三大花火」は花火好きなら一度は見ておきたいもの。この記事では、日本三大花火の会場や開催日程、見どころをご紹介します。さらに、準三大級や注目の花火大会もピックアップしました。日常を少しだけ離れて、夜空を見上げる贅沢な時間を過ごしてみませんか?
まずはここから!「日本三大花火大会」ってどこ?
全国で数多くの花火大会が開催されるなかでも、日本三大花火大会は規模が大きく一度は行ってみたいと憧れるものです。そんな日本三大花火大会は、秋田県の「全国花火競技大会(大曲の花火)」、新潟県の「長岡まつり大花火大会」、茨城県の「土浦全国花火競技大会」の3つを指します。どの花火大会も長い歴史と伝統があり、規模の大きさや芸術性の高さから、毎年多くの観光客が訪れる一大イベント。花火大会の開催日程に合わせて旅の計画を立てて、現地での滞在を楽しむのもおすすめです。
三大花火大会の特徴と見どころまとめ
夜空を彩る打ち上げ花火は、ただ見るだけではなく、花火の匂いや打ち上げの音、振動を肌で感じることでより鮮明に記憶に刻まれます。近年ではオンラインでライブ配信される花火大会も増えていますが、やはり現地でしか味わえない臨場感は格別です。ここでは、2025年に開催される日本三大花火大会の日程や見どころ・特徴をまとめてみました。夏の風物詩を味わう旅へぜひ出かけてみてください。
秋田|全国花火競技大会 大曲の花火
秋田県 大仙市で開催される「全国花火競技大会 大曲の花火」は、全国から選ばれた花火師たちが集結し、技術や芸術性を競い合う、競技型の花火大会です。1910年に諏訪神社の祭典の余興として始まったのをきっかけに、100年以上の歴史が刻まれています。
昼と夜の2部構成で、青空に打ち上がる「昼花火」も眺められるのが特徴。「創造花火」「10号玉の芯入り割物・自由玉」「昼花火」などの部門ごとに審査が行われ、内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞をはじめとした賞も授与される、花火師の登竜門とも言われる大会です。毎年多くの観客が訪れるため、宿泊予約や有料席の確保を早めに行い、前日入りして観光するのがおすすめ。
・開催日:2025年8月30日(土)【昼花火】17:10~【夜花火】18:50~
・場所:秋田県大仙市・雄物川河畔
・アクセス:JR大曲駅から徒歩30分
・公式サイト:https://www.oomagari-hanabi.com/index.html
新潟|長岡まつり大花火大会
長岡空襲で亡くなった方々の慰霊と町の復興・平和を祈るために始まった「長岡復興祭」が花火大会のルーツ。慰霊・復興・平和をテーマに、毎年8月2日、3日の2日間にわたって花火が打ち上げられます。
「長岡まつり大花火大会」の名物といえば、全長約2kmも続く「フェニックス花火」と「正三尺玉」。音楽とのシンクロや演出力の高さから、心に響く花火大会として多くの観客を魅了しています。また、直径650mの花火が夜空に輝く「正三尺玉」は迫力満点!視界いっぱいに広がる花火のスケールは長岡まつり大花火大会ならでは。長岡駅周辺は混雑が予想されるため、新幹線を利用する場合は帰路の切符を事前に購入しておきましょう。
・開催日:2025年8月2日(土)3日(日)両日とも19:20〜21:10
・場所:新潟県長岡市・信濃川河川敷
・アクセス:JR長岡駅から徒歩約30分
・公式サイト:https://nagaokamatsuri.com/
茨城|土浦全国花火競技大会
「スターマイン」「10号玉」「創造花火」の3部門から花火の腕を競い合う、「土浦全国花火競技大会」。1925年から始まり、2025年で100周年を迎える歴史が深い花火大会です。特に、10号玉やスターマインの部門では、芸術性・迫力を兼ね備えた花火が見どころ。
フィナーレでは、ワイドスターマイン「土浦花火づくし」が夜空を煌びやかに彩る演出で観客の心を掴みます。秋に開催されるため、澄んだ空気が花火をより一層引き立ててくれるでしょう。
・開催日:2025年11月1日(土)17:30〜20:00
・場所:茨城県土浦市 桜川河畔
・アクセス:JR土浦駅から徒歩約30分
・公式サイト:https://www.tsuchiura-hanabi.jp/
実はこっちもスゴイ!“準三大”級の人気大会
日本三大花火の臨場感やスケールにも負けない花火大会が日本にはたくさんあります。花火の音・匂い・空気の振動を肌で感じながら夜空を見上げてみましょう。2025年に開催される準三代級の花火大会の開催日程や見どころをご紹介します。
長野|諏訪湖祭湖上花火大会
諏訪湖の湖面上に設置された打上台船から花火が打ち上がる「諏訪湖祭湖上花火大会」。四方を山に囲まれた諏訪湖は、花火の音が反響して迫力の音響効果が楽しめます。国内でも大規模で、諏訪湖の地形を活かした体感型の花火大会です。湖に半球状に映る「水上スターマイン」はまさに絶景!四方から迫る音と光の迫力に包まれる感覚を味わえます。当日は混雑が予想されるため、車ではなく電車での移動がおすすめ。
・開催日:2025年8月15日(金)
・場所:長野県諏訪市・湖畔公園前諏訪湖上
・アクセス:JR上諏訪駅から徒歩約10分
・公式サイト:https://suwako-hanabi.com/
滋賀|びわ湖大花火大会
関西を代表する水上花火大会。びわ湖を活かしたダイナミックな演出で、湖上の台船から約1万発の花火が打ち上がります。比叡山や湖西の山々に反響する花火の音は迫力があり、湖面に映る幻想的な光と夜景の競演は圧巻!2025年の花火大会のテーマは、「いこうぜ♪滋賀・びわ湖~輝く湖上大花火~」。びわ湖の水面と夜空が色鮮やかに輝く一夜だけの絶景を楽しめます。花火大会前後で連泊して、びわ湖のSUPやクルージングなどのアクティビティを満喫したり、滋賀の観光スポットを散策したり、滋賀でゆっくり滞在するのもおすすめです。
・開催日:2025年8月8日(金)19:30~20:30
・場所:滋賀県営大津港沖水面一帯
・アクセス:JR大津駅から徒歩約15分・京阪電鉄 びわ湖浜大津駅から徒歩5分
・公式サイト:https://www.biwako-visitors.jp/hanabi/
静岡|熱海海上花火大会
通年開催型の熱海海上花火大会。夏だけに限らず春・秋・冬にも開催される、四季を通して楽しめる花火大会です。すり鉢状の熱海湾内から打ち上がる花火は音が反響し、スタジアムのような臨場感を味わえます。山と海に囲まれたロケーションを活かした花火大会で、フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」はインパクト抜群。
宿泊施設の部屋から花火が見えるところも多いので、混雑を避けたい方は旅館やホテルの予約をするのもいいでしょう。東京から約1時間でアクセスできるので、花火大会の前に熱海観光をするのもおすすめ。
・開催日:2025年4月20日(日)、28日(月)、5月31日(土)、7月25日(金)、8月5日(火)、8日(金)、18日(月)、25日(月)、9月15日(月)、10月13日(月)、11月3日(月)、12月7日(日)
・開催時間:20:20~20:40(7月8月のみ20:15~20:40)
・場所:静岡県熱海市熱海湾
・アクセス:JR熱海駅から徒歩約20分
・公式サイト:https://www.city.atami.lg.jp/event/1009037/1014753.html
東京|隅田川花火大会
都会の下町を舞台に、スカイツリーや高層ビル群とともに楽しめる「隅田川花火大会」。都心で開催されることから観光客が集まるため混雑は避けられませんが、下町の風情あふれる雰囲気を体感できます。川沿いの街並みと提灯の風情、ビルに反射する花火など、粋を感じながら夏の風物詩を味わえるのが魅力。打ち上げ場所近くは混雑が予想されますが、少し離れた穴場スポットでの観覧や屋形船での鑑賞など、工夫次第で快適に楽しめます。
・開催日:2025年7月26日(土)19:00〜20:30
・場所:東京都墨田区・台東区
・アクセス:第1会場 東武鉄道・東京メトロ・都営地下鉄浅草駅から徒歩約15分、第2会場 都営地下鉄蔵前駅から徒歩約5分
・公式サイト:https://www.sumidagawa-hanabi.com/
全国にはまだある、注目の大規模花火大会
日本三大花火大会や準三大級だけではなく、地域の風土や文化を映す花火大会は全国各地に点在しています。ここでは、2025年に開催予定の大規模花火大会についてご紹介します。今年は花火をきっかけに、地域をめぐる旅に出てみませんか?
新潟|片貝まつり奉納大煙火
世界でも大きな「正四尺玉(直径約120cm)」が打ち上がる「片貝まつり奉納大煙火」。個人や企業の願いを込めた奉納花火が中心に打ち上げられます。花火が打ち上がる前に奉納者の名前とメッセージが読み上げられ、一発一発に込められた物語を感じられるのが魅力。四尺玉の大きな反響音と振動を全身で体感しながら、ひとときの時間を楽しみましょう。
・開催日:2025年9月12日(金)13日(土)
・場所:新潟県小千谷市片貝町・浅原神社周辺
・アクセス:小千谷駅からバスで約20分
・公式サイト:https://katakaimachi-enkakyokai.info/index.html
大阪|なにわ淀川花火大会
大阪の夏の風物詩として親しまれる「なにわ淀川花火大会」は、市民ボランティアの手で1989年に始まりました。都会の真ん中で川沿いに広がる夜景と技術を駆使した花火を見られる都市型の花火大会です。音楽とのコラボレーションや水辺を活かしたダイナミックな演出が魅力。湖面に映るワイドスターマインが視界いっぱいに広がる光景を眺められます。花火と一緒に大阪グルメも楽しみましょう。
・開催日:2025年10月18日(土)
・場所:大阪市淀川区、新御堂筋・新淀川大橋より下流国道2号線・淀川大橋までの淀川河川敷
・アクセス:阪急十三駅・JR塚本駅から徒歩約15分
・公式サイト:https://www.yodohanabi.com/
三重|伊勢神宮奉納全国花火大会
秋田の「全国花火競技大会 大曲の花火」、茨城の「土浦全国花火競技大会」と並んで、日本三大競技花火大会のひとつでもある「伊勢神宮奉納全国花火大会」。打上花火、スターマインの2部門で構成される大会は、全国から花火師が集まり花火の美しさや技術を競い合います。伊勢神宮への参拝とセットで、心身ともに癒されるのもおすすめ。
・開催日:2025年7月19日(土)19:20〜21:00
・場所:三重県伊勢市 宮川河畔
・アクセス:JR・近鉄 伊勢市駅からシャトルバスで約10分
・公式サイト:https://www.city.ise.mie.jp/hanabi/index.html
山口・福岡|関門海峡花火大会
関門海峡を挟んで福岡の門司と山口の下関から、約1万5千発もの花火が交互に打ち上がる「関門海峡花火大会」。美しい夜景と海峡の上に浮かぶ花火が幻想的な雰囲気を醸し出します。福岡側と山口側どちらで観覧するかを決めてから動くと安心です。関門海峡をバックに両岸から打ち上がる水中花火や尺玉の迫力を体感してみてください。また、福岡と山口どちらの名物料理も楽しめるので花火鑑賞しながらグルメも味わいましょう。
・開催日:2025年8月13日(水)
・場所:山口県下関市・福岡県北九州市
・アクセス:JR門司港駅から徒歩約5分(門司側)、JR下関駅から徒歩約20分(下関側)
・公式サイト:https://yamaguchi-tourism.jp/event/detail_10449.html
日本三大花火をきっかけに、各地の花火大会も楽しもう
夏を思う存分に楽しむなら花火は欠かせないイベントのひとつ。会場の空気感や花火の香り、打ち上げ音、煌びやかな彩り、そして屋台で味わうグルメ。五感を味わいながら会場の一体感を楽しめる花火大会は心に残る思い出となります。地元の風土や文化が反映された演出に触れられるのも魅力のひとつ。花火大会の前後でその地域の観光やグルメを堪能することで旅の楽しみ方も増えます。気になる花火大会があれば、事前に情報をチェックして旅の計画を立てましょう。
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