年齢が比較的近い方が多く楽しく仕事ができる職場でした。寮はカメムシが出たり靴がなくなるなど不安な点が多々ありました。男性寮は大浴場で1階と3階にあり、洗濯機は各階のトイレのスペースにありました。部屋には、冷蔵庫、暖房、テレビが備わっていますが、冷蔵庫はあまり冷えずテレビはつかないです。寮環境は不安な点が多かったですが、職場や賄いは十分満足できました。

アリエスカは苗場スキー場の隣のゲレンデにあるかぐらスキー場にあるレストランです。基本的に平日は社員さん1人とアルバイト2人の合計3人、土日祝は社員さん1か2人とアルバイト３か4人の合計5人で働きます。苗場スキー場にある寮から行きは約60分かかります。まず車でロープウェイ乗り場まで約10分、その場で約15分待ったのちロープウェイで約10分、ロープウェイ降り場で約5分待ったのちそこからアリエスカまで約20分除雪車のようなものに乗ります。ロープウェイに乗りアリエスカに着くまでの間、アリエスカで使う食材などを運びます。帰りは15:45前後にアリエスカまで迎えが来て行きの道を帰りますが、ロープウェイに1番近いリフト乗り場で降ります。お客さん同様にリフトに乗車しロープウェイまで行きます。吹雪いている日はかなり寒く服が濡れてしまうためウェアを服の上に羽織るといいです。お客さんが全員ロープウェイに乗った後に従業員だけでロープウェイに乗るため平日はロープウェイに乗れるのは16:30ごろ、土日祝は遅い日だと16:50近くまで乗れません。ロープウェイで降りる際にその日1日分のゴミをロープウェイで運びます。駐車場についたらそのゴミをゴミ箱まで持って行きます。そのあと少ししたら駐車場を出発し寮へ向かいます。平日は寮に着くのが17時ごろになります。アリエスカでの勤務内容は、雪かき、ポールたて、自販機の飲み物の補充、トイレの清掃、向かいにある休憩所の照明や窓あけ、お米炊き、その他開け作業、締め作業、レジ打ち、レジ締め、キッチンなどがあります。これらの勤務内容はそれぞれ1日もあれば覚えれるものです。メニューは少ないため、初めての人でも1日あれば全てのメニューをつくることができます。アリエスカの迎えの時間は決まっていてずらせないため、忙しい日は洗い物が残ったりします。平日は基本的に10:30までお客さんが来ないことが多いため、明け作業が早く終わるとそのあとはゆっくりできます。アリエスカの食材とドリンクは自由に飲んでいいため、お腹が空いたり喉が渇いたら飲むことが可能です。平日は6:30に土日祝は6時に苗場ホテルの駐車場集合します。アリエスカで勤務している社員の方がやさしい方だったので年の差がある職場でしたが楽しく働けることができました。まかないは8:30〜9:30の間に15分の朝食休憩、13:00〜14:30の間に30分の昼食休憩があります。夕食のまかないは苗場スキー場にあるしらゆきというところでいただけます。スキーやスノーボードのレンタルとリフト券についてはしらゆきのアルバイトと同じです。たまにしらゆきが忙しい日はアリエスカが終わったとにヘルプに入る場合があります。寮もしらゆきのアルバイトと同様です。

職場の雰囲気がとてもよく働きやすい環境でした。特に大学生のアルバイトの方が多くすぐに打ち解けあえて楽しく働けることができました。ホールは注文を受け商品を運ぶ、ドリンクを作る、レジ打ちをする、バッシングが主な仕事で、2週間ほど働いているバイトの人だけでもホールを回せていました。キッチンの主な仕事は洗い物、そばとうどんを茹でる、親子丼とカツ丼を作ることで、運がいいと他の仕事を教えていただけたりします。まかないは3食付きで、在庫のあるものは基本的にメニューに載っているものなら作っていただけます。何時にご飯を食べてもいいですが、ほとんどの方が朝と昼営業の間の9〜10時ごろに朝食、昼と夜営業の間の14〜15時に昼食、お店がしまった後の22時ごろに夕食をいただいています。基本的には3食付きですが、朝にお店がやっていない時は開け作業が9〜11時ごろに行われているため、まかないをおねがいしずらい状況にあります。スキーやスノーボードのレンタル品は前日に店長に話しておけば板、ブーツ、ウェア上、ウェア下がそれぞれ500円です。リフト代は最終日にリフト代の領収書を渡せば全額返ってきます。寮はホテルの1室を使えるわけではないので、そこまで期待しないことをおすすめします。部屋にWi-Fiはありますが沢山の人が使う時間帯は電波が悪くなります。テレビは使うことは可能ですが、昔のテレビでブラウン管のようなものなのでHDMIはつながらず、テレビの付け方に苦労します。部屋の温度は半そで短パンで過ごせるくらいで、暖房器具はお湯をパイプに流し込んでその熱で部屋を温めるものです。