オーストラリアのワーホリ費用の内訳|消えるお金と持っていくお金

「オーストラリアのワーホリって、結局いくらかかるの?」
費用の話でつまずきやすいのが、「払って無くなるお金」と「口座に用意しておくだけのお金」が混ざっている点です。
この2つを分けないと、必要な金額が実際より重く見えます。
分けて数えれば、用意する額も、本当に消える額も、はっきりします。
なお2026年7月にビザの申請料が値上げされました。
古い情報のままだと予算が足りません。
オーストラリアのワーホリ費用は総額でいくら?

出発前に用意したいのは、およそ95万〜125万円です。
「思ったより高い」と感じたでしょうか。
ただ、この金額がまるごと消えるわけではありません。
内訳を2つに分けると、その理由がはっきりします。
1つは、ビザ代・航空券・保険のように払ったら戻らないお金です。
合わせて約39万〜69万円かかります。
もう1つは、ビザ審査で残高を見せるための資金証明5,000豪ドル、日本円でおよそ56万円です。
これは持っていって現地の生活費として使うお金なので、消えてなくなるわけではありません。
口座にあることを見せるだけで、審査が終われば自由に使えます。
つまり本当に無くなるのは、多く見ても69万円ほど。
しかも現地でフルタイムで働けば、1〜2か月で取り返せる金額です。
何に使うか | 金額の目安 | 性質 |
|---|---|---|
ビザの申請料 | 約9万4千円 | 払って無くなる |
往復の航空券 | 10万〜20万円 | 払って無くなる |
1年分の | 20万〜40万円 | 払って無くなる |
資金証明 | 約56万円 | 持っていって使う |
合計 | 約95万〜125万円 | — |
なお本記事の金額は1豪ドル=約112円(2026年7月時点)で計算しています。
レートは日々動くため、申請前に最新の値をご確認ください。
出発前に準備するお金は何がある?
渡航前にまとまったお金が動くのは、ビザ・資金証明・航空券・保険の4つです。
ビザの申請料はいくら?

ワーキングホリデービザ(サブクラス417)の申請料は840豪ドル、日本円でおよそ9万4千円です。
2026年7月1日に、それまでの670豪ドルから値上げされました。25%の引き上げです。
さらに2回目・3回目のビザは1,000豪ドルになりました。
こちらは約49%の引き上げで、初回より2回目のほうが高いという逆転が起きています。
料金は内務省が定めており、今後も改定される場合があります。
申請前に公式サイトで最新の額をご確認ください。
出典: オーストラリア内務省のワーキングホリデービザ417のページ
資金証明はどのくらい用意する?

ビザを申請するときは、一定のお金が口座にあることを示す必要があります。
目安は5,000豪ドル、日本円でおよそ56万円です。
ここがいちばん誤解されやすいところです。
このお金は審査のために見せるだけで、取られるわけではありません。
そのまま持っていって、現地の家賃や食費として使います。
つまり56万円は「費用」ではなく「残高」です。
ビザ代や航空券と同じ列に並べて足すと、必要な額を実際より多く見積もることになります。
加えて、帰りの航空券を買えるお金も求められます。
往復チケットを先に取っておけば、この条件は満たせます。
出典: オーストラリア内務省のワーキングホリデービザ417のページ
航空券と海外保険の目安は?
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日本とオーストラリアの往復航空券は、およそ10万〜20万円が目安です。
時期と航空会社で大きく変わるため、早めに押さえるほど安くなりやすい部分です。
海外保険は417ビザの必須条件ではありませんが、入る人が多数派です。
日本の損害保険会社のワーホリ向けプランなら、1年分でおよそ20万〜40万円が目安になります。
治療費だけでなく、賠償や携行品の盗難まで含んだ内容です。
ビザ代より高くつくため、費用の見積もりでいちばん外しやすい項目でもあります。
「そこまで必要?」と思ったでしょうか。
オーストラリアでは日本の健康保険が使えません。
保険会社が公表している事例では、肺気胸で18日間入院して手術したケースの支払額が650万円でした。
必須ではないという理由だけで外すには、リスクが大きすぎます。
出典: t@biho(たびほ)のオーストラリアのワーホリ保険ページ
現地に着いてからの初期費用はどれくらい?
現地では、仕事が決まるまでのつなぎのお金が要ります。
ただし、これは新しく足すお金ではありません。
資金証明として用意した5,000豪ドルの中から払います。
最初の宿と生活の立ち上げ費用

着いてすぐの数日は、バックパッカー宿に泊まる人が多数派です。
1泊およそ3,000〜5,000円が目安になります。
数日で部屋が決まるとは限らないため、最初の1〜2週間ぶんは見ておくと安心です。
シェアハウスに移れば家賃はぐっと下がりますが、入居時に敷金(ボンド)を求められることがあります。
宿代とは別に用意しておきましょう。
携帯の契約・交通カード・自炊の道具・日用品もそろえることになります。
合わせて10万〜15万円ほど見ておけば、生活の立ち上げは足ります。
手元にいくらあると安心?

仕事が決まるまでに1か月ほどかかることもあります。
その間の生活費を手元に残しておけば、焦って条件の悪い仕事を選ばずに済みます。
払って無くなるお金
□ ビザの申請料
(約9万4千円)
□ 往復の航空券
(約10万〜20万円)
□ 1年分の海外保険
(約20万〜40万円)
小計はおよそ39万〜69万円です。
持っていくお金
□ 資金証明の5,000豪ドル
(約56万円)
このうち10万〜15万円が、宿・携帯・日用品の立ち上げに消えます。
残りが、仕事が決まるまでの生活費になります。
2つを合わせると、出発前に必要な現金はおよそ95万〜125万円です。
稼いだお金でワーホリ費用はまかなえる?
出発前に消えた39万〜69万円は、現地でフルタイムで働けば1〜2か月で取り返せます。
理由は時給の高さです。
ワーホリの時給はいくらもらえる?

ワーホリの仕事は、そのほとんどがカジュアル雇用と呼ばれる働き方です。
有給休暇や解雇予告がない代わりに、給料に25%の割増が付きます。
この割増を含めた最低時給が、2026年7月から33.05豪ドルになりました。
日本円にすると、およそ3,700円です。
日本のアルバイトのおよそ3倍にあたります。
しかもこれは下限にすぎません。
職種によっては、これより高い時給も普通です。
税金とTFNはどうなる?

ワーホリで働くと、給料からあらかじめ税金が引かれます。
税率は年収45,000豪ドル(約504万円)までが15%です。
日本と違って非課税の枠がないため、最初の1ドルから15%かかります。
気をつけたいのは、45,000豪ドルを超えた分が30%に上がることです。
フルタイムで働き続けると、8か月ほどでこの線に届きます。
働く前には税務番号(TFN)の取得が必要です。
これがないと税率が45%になってしまうので、着いたら早めに申請しておきましょう。
月にいくら残る?ざっくり試算

時給33.05豪ドルで週38時間働くと、月収はおよそ61万円になります。
ここから15%の税金を引いた手取りは、約52万円です。
シェアハウスと食費で月15万円かかるとすると、手元には毎月37万円ほどが残る計算になります。
出発前に消えたお金は39万〜69万円でした。
フルタイムで働ければ、1〜2か月で取り返せます。
ただしカジュアル雇用にはシフトの保証がありません。
最初の数か月は週20〜30時間にとどまることも多いため、この試算は上限の目安として見てください。
寮や食事が付く仕事なら生活費そのものが減るので、貯金のペースはさらに上がります。
ワーホリの費用を抑えるコツはある?

抑えどころは、航空券・保険・仕事の3つです。
航空券は早めに予約するほど安くなりやすい部分です。
時期をずらせるなら、繁忙期を避けるだけでも負担が変わります。
保険は補償の範囲で金額が変わります。
治療費だけに絞った海外の医療保険なら年8万円ほどまで下げられますが、賠償や携行品は外れます。
安さだけで選ぶと、必要なときに使えません。
いちばん大きいのは仕事の選び方です。
寮や食事が付く仕事を選べば、月15万円ほどかかる生活費のうち、家賃の分がまるごと浮きます。
日本で先に資金をためてから渡航するのも、堅実な方法です。
月10万円ずつ貯めれば、1年ほどで届く金額になります。
日本でワーホリ資金をためる方法とは?
「できるだけ早くワーホリ資金を貯めたい」という方には、日本国内でリゾートバイトをするのもおすすめです。
リゾートバイトは、寮費・食費・光熱費が無料または自己負担が少ない求人が多く、生活費を抑えながら働けるため、効率よく貯金しやすい働き方です。
自分が住んだことのない地域で働くこともできるため、新しい環境に慣れる経験も積めますよ!
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また、外国人観光客が多いホテルやスキー場、リゾート施設では、接客を通して英語を使う機会がある求人もあります。
渡航前から英語に触れられるため、海外生活への準備にも役立つでしょう。
上の立場の人が優しくて働きやすかったです!ハイシーズンはとにかく忙しいですが、仕事内容は難しくなく、みんなで協力して乗り切ってました。また海外のお客様が多いので英語を学ぶきっかけになり、来た時は全く聞き取りも話せもしなかったのですが、シーズンが終わる頃には簡単な会話ならできるようになってました! ワーホリに行く前のいい準備期間になりました。 賄いはレストランのご飯を食べてよかったので、毎日美味しいご飯を食べられてよかったです! 寮では朝と夜ご飯が出るので、貯金もしっかりできました!
20代を中心にしっかりされた方が多く、ユーモア満載で本当に楽しい職場でした。 宿泊業務全般のため、覚えることは沢山ありますが、飽き性な私にとってはルーティン化されずに違う業務ができるので合っていました。 また、客室のひとつを休憩スペースしているため仮眠など1人時間をのんびり過ごせます。 外国語話せる人がほとんどなので、ワーホリ行きたい方や海外旅行に興味のある人はモチベーション保てますし、役立つ情報を職場の方から沢山アドバイスをもらえてオススメです!!
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まとめ:用意するお金の半分ほどは、消えずに手元に残ります

オーストラリアのワーホリで出発前に用意したいのは、およそ95万〜125万円です。
ただ、そのうち56万円は口座に用意しておくだけのお金で、そのまま持っていって現地の生活費になります。
本当に消えるのは39万〜69万円ほどです。
そして現地の時給は日本のおよそ3倍。
フルタイムで働ければ、消えた分は1〜2か月で取り返せます。
問題は、出発前の95万〜125万円をどう作るかのほうです。
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効率的に資金を貯めて、出発の時期を前倒ししましょう。
行く前の数か月をどう使うかで、出発の時期は前倒しできます。







































