東京の金運神社4社を、貯める・融通・当てるの願い別に選ぶ

金運の神社といっても、お金を清めて手元に残す社もあれば、くじの当たりを願う社もあります。
東京でどこへお参りすればいいのか、決められずにいませんか。
この記事は、東京で金運の神社にお参りしたい人に向けたものです。
公式に由緒か作法を伝えている4社を、お金の願いの種類ごとに紹介します。
受けたお守りや清めたお金の、そのあとの扱いまでまとめました。
東京の金運神社はどこ?願うお金の中身で分かれる4社
この記事で紹介する東京の金運神社は4社あります。
人形町の小網神社、中延の蛇窪神社、早稲田の穴八幡宮、新大久保の皆中稲荷神社です。
これらは、お金にまつわる由緒か作法を、その神社自身が公式に示している社です。
ただし金運はひとくくりではありません。
願うお金の中身は、手元のお金を守って貯める・お金の融通・くじや抽選を当てるの3つに分かれます。
神社名 | 場所 | どんなお金の |
|---|---|---|
東京都中央区 | 手元のお金を守って貯める | |
東京都品川区 | 手元のお金を守って貯める | |
東京都新宿区 | お金の融通 | |
東京都新宿区 | くじや抽選を当てる |
たとえば神田明神は金運の授与品を出しています。
ただし、お金に働きかけるその社ならではの由緒や作法までは公式に示していません。
そのため、ここでは外しました。
1: 小網神社(東京都中央区)

小網神社は、手元のお金を守って貯めたい人におすすめの社です。
金運の願掛けの対象は、境内にある銭洗いの井です。
創建は文正元年(1466年)です。
疫病が流行したとき、網師(あみし)の翁が、海上で網にかかった稲穂を持って庵を訪れました。
その庵を開いた恵心僧都(えしんそうず)が、庵主の夢枕に立ちます。
この翁を稲荷大神と崇めれば疫病は消える、と告げました。
庵主が村人にそれを伝え、翁を小網稲荷大明神と称えて社を建てたのが始まりです。
その銭洗いの井は、社殿に向かって左側にあります。
となりにまつられた萬福舟乗弁財天(まんぷくふなのりべんざいてん)は、もとは萬福寿寺に安置されていた弁財天です。
御像が舟に乗る姿から、この名が付いています。
この井で金銭を清めると財運を授かるとされ、小網神社は「東京銭洗い弁天」とも呼ばれています。
参拝そのものに閉門の時間はありませんが、授与品を受けられるのは午前9時から午後5時までです。
御祈祷は予約が必要で、受けたい日が決まっているなら参拝の予定より先に問い合わせておきましょう。
項目 | 内容 |
|---|---|
所在地 | 東京都中央区日本橋小網町16-23 |
アクセス | ・東京メトロ日比谷線「人形町」 ・都営浅草線「人形町」 ・東京メトロ半蔵門線「水天宮前」 |
参拝可能時間 | ・閉門の時間は設けていない |
ご祭神 | ・倉稲魂神(うがのみたまのかみ) |
授与品 | ・御福銭500円 |
金運の | 社殿左側の銭洗いの井 |
参拝に | 10月28日の |
公式サイト |
2: 蛇窪神社(東京都品川区)

蛇窪神社(へびくぼじんじゃ)は白蛇の由緒を持ち、清めたお金を種銭として持ち帰れる社です。
始まりは元亨2年(1322年)の雨乞いです。
武蔵国がひどい日照りに見舞われたときのことです。
厳正寺(ごんしょうじ)第二世の法密上人(ほうみつしょうにん)が、龍神社で断食の祈願をしました。
すると大雨が降ります。
その恵みに感謝して、この社が鎌倉時代に建てられたと伝わります。
正式な社名は天祖神社です。
別称だった蛇窪神社は、令和元年5月1日に通称の表記へ格上げされました。
白蛇の由緒は、かつて社殿の左横にあった洗い場から始まります。
清水の湧くその場所に住んでいた白蛇は、やがて戸越公園の池へ移りました。
その後、旧家の森谷友吉氏の夢枕に白蛇が立ち、元の住みかへ帰してほしいと願ったと伝わります。
これを受けて建てられたのが辨財天社です。
もとの洗い場は時が移るうちになくなり、その場所は今の消防団詰所のあたりです。
いま銭回し・銭洗いができるのは、境内の白蛇辨財天社と白蛇清水です。
白蛇種銭の銭回し・銭洗いという作法は、公式サイトが案内しているものです。
御祈願の種目も、お金がゆたかになるようにと願う財運隆昌が筆頭です。
ここからも、お金の願いに応えてきた社だとわかります。
巳の日は12日に一度、己巳の日は60日に一度めぐります。
どちらの日にも特別祈願が行われるので、祈願を受けたいならこの日をねらいます。
いっぽう正月の期間や己巳の日など混み合うときは、自分で銭回し・銭洗いができません。
白蛇清水で洗い済みの白蛇種銭を受ける形になります。
御守や御朱印を受ける授与所に並べるのは朝8時からです。
自分の手で銭を洗いたいなら、混み合う日を外して早い時間に行くのが確実です。
項目 | 内容 |
|---|---|
所在地 | 東京都品川区二葉四丁目四番十二号 |
アクセス | ・都営浅草線「中延」から ・東急大井町線「中延」から ・JR横須賀線「西大井」から |
参拝可能時間 | ・開門・閉門の定めは公式にない ・御守・御朱印の授与所に |
ご祭神 | 天照大御神 |
授与品 | ・金札1,500円 |
金運の | 白蛇辨財天社と白蛇清水 |
参拝に | ・特別祈願を受けたいなら ・自分で銭回し・銭洗いをしたいなら、 |
公式サイト |
3: 穴八幡宮(東京都新宿区)

穴八幡宮は、お金の融通を願う一陽来復(いちようらいふく)御守を、冬の間だけ授けている社です。
創建は康平5年(1062年)で、源義家が兜と太刀を納めて八幡宮をまつったのが始まりです。
寛永18年(1641年)、宮守の庵を造るため南側の山裾を切り開いたところ、神穴が出てきました。
中から見つかったのが金色の御神像です。
ここから穴八幡宮と呼ばれています。
その後、この社に起きた不思議な出来事が、鷹狩の途中で参拝した三代将軍の徳川家光の耳に届きます。
家光は江戸城の北を守る社として造営を命じ、慶安2年(1649年)に社殿ができあがりました。
一陽来復御守について、穴八幡宮は「他に類例の無い全国唯一のもの」と説明しています。
社に伝わる打出小槌に由来するお守りで、金銀融通の御守とも呼ばれます。
金銀融通とは、お金の貸し借りや出入りがうまくいくことです。
江戸中期から、冬至の福神祭で授けられてきました。
受けられるのは毎年12月の冬至の日から2月の節分の日までです。
この期間を外すと受けられません。
まつり方も決まっています。
冬至・大晦日・節分のうち、都合のよい1日を選びます。
その日が終わる夜中12時(0時)ちょうどに、恵方へ「一陽来復」の文字が向くようにまつります。
受けられる期間もまつる時刻も決まっているので、お守りを受けたその場で、まつる日を決めておくと迷いません。
項目 | 内容 |
|---|---|
所在地 | 東京都新宿区西早稲田 |
アクセス | 東京メトロ東西線「早稲田駅」 |
参拝可能時間 | ・拝殿は朝6時から夕方5時まで |
ご祭神 | ・應神天皇 |
授与品 | 一陽来復御守 |
金運の | 一陽来復御守を受け、 |
参拝に | 12月の冬至の日から |
公式サイト |
4: 皆中稲荷神社(東京都新宿区)

皆中稲荷神社は、名前の皆中(みなあたる)のとおり、くじや抽選を当てたい人におすすめの社です。
天文2年(1533年)9月27日に稲荷之大神をまつったのが始まりです。
寛永年間には、徳川幕府が鉄炮組百人隊を今の百人町に置きました。
射撃に行き詰まった与力の夢枕に稲荷之大神が立ち、霊符を示したと伝えられています。
翌朝お参りして射撃を試みたところ、百発百中となりました。
この話が広まり、「皆中の稲荷」と称えられるようになります。
気をつけたいのは、この社の由緒がもともと鉄砲の的中であって、金運そのものではないことです。
それでも当たるという信仰は、くじや抽選の当選を願う形で受け継がれてきました。
御祈祷には各種的中当選があり、授与品にも金守・金運かえる御守・小判守が並びます。
御祈祷は事前の予約が必要です。
初穂料は公式サイトに記載がないので、予約のときにあわせて問い合わせてください。
授与所で授与品を受けられるのは午前9時から午後5時までです。
くじを買う前に授与品を受けたいなら、この時間に合わせて動くことになります。
項目 | 内容 |
|---|---|
所在地 | 〒169-0073 |
アクセス | ・JR新大久保駅から徒歩1分 |
参拝可能時間 | ・参拝できる時間は公式に記載がない |
ご祭神 | ・倉稲之魂之大神 |
授与品 | ・金守 (初穂料は公式に記載がなく |
金運の | 授与所での授与品と、 |
参拝に | 9月26日・27日の秋季例大祭 |
公式サイト |
金運のお守りと清めたお金は、そのあとどうする?
お参りが済んだあとは、清めたお金を財布に収めて持ち、お守りは持ち歩き、お札は家におまつりします。
一年たったお神札は、受けた神社へ納めます。
どれも小網神社と蛇窪神社が公式に伝えていることです。
清めたお金は財布に入れて持っておく

小網神社の銭洗いの井で清めたお金は、財布などに収めて持っておきます。
公式サイトにも、この井で金銭を清めて財布などに収めておくと財運を授かる、と書かれています。
お金を清める形は小網神社だけのものではありません。
蛇窪神社にも、白蛇清水で清めた白蛇種銭を受ける形があります。
ただし、どちらの公式サイトも案内しているのはここまでです。
清めたお金を使ってよいのか、それとも使わずに取っておくのかまでは書かれていません。
お守りは持ち歩き、お札は家のどこにまつる?

お札は、家の中にきれいな場所を決めて、そこにおまつりします。
神棚がなければ、タンスや本棚の上をきれいにして宮形(お社)を置くのもよい、と蛇窪神社の公式サイトが案内しています。
お守りのほうは、かばんに付けたり財布に入れたりして、いつも一緒に持ち歩けます。
身につけて持ち歩くお守りと、家におまつりするお札とでは、扱いが違います。
その宮形には、壁掛けにできる小型のものもあります。
白い紙を敷いて、その上におまつりしても大丈夫です。
アパート住まいでも、タンスやロッカーの上などをきれいにしておまつりするのであれば問題はない、とも書かれています。
お札を受けたからといって、神棚を買いそろえる必要はありません。
家の中に、きれいにしておける場所を1つ決められれば、それでおまつりできます。
一年たったお神札は受けた神社へ納める

蛇窪神社の公式サイトは、古いお神札は一年間の感謝を込めて神社におさめましょう、と案内しています。
蛇窪神社では、納められたお神札をお焚き上げしてくれます。
一年のあいだ家で見守ってくれたお神札に、感謝を伝えて返す、という習わしです。
納めるときは、受けた神社へ持っていきます。
お参りのついででかまいません。
一年たったお神札の行き先は、はじめから決まっています。
手元で扱いに困る前に、いただいた神社へ返しに行きましょう。
まとめ:願うお金を決めてから、東京の金運神社へお参りしよう

東京で金運の神社を探すなら、その社自身が公式に由緒か作法を示している4社から選べます。
手元のお金を守って貯めたいなら小網神社と蛇窪神社、お金の融通を願うなら穴八幡宮、くじや抽選を当てたいなら皆中稲荷神社です。
行き先が決まったら、次は行く日と時間を決めます。
穴八幡宮の一陽来復御守は冬至の日から節分の日までしか受けられませんし、蛇窪神社は混み合う日だと自分で銭を洗えません。
御祈祷に予約が要る社もあるので、出かける前に公式サイトで確かめておきましょう。
お参りが済んだあとの扱いは、清めたお金は財布などに収めて持ち、お守りは持ち歩き、お札は家のきれいにした場所におまつりします。
一年たったお神札は、感謝を込めて受けた神社へ納めに行きましょう。
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