「好き」を仕事に。リゾートバイトで見つけた、自分らしい生き方

好きを活かした仕事に挑戦！リゾートバイトでホテル業へ

ワーキングホリデーに行く資金を貯めるため、リゾートバイトに挑戦したT.Yさん。以前から、住み込みの仕事やホテル・ゲストハウスで働いた経験があったため「リゾートバイトに対する不安はなかった」と言います。新しい環境での暮らしにワクワクしながら、北海道・富良野へと向かいました。

勤務先ではホテルのフロント業務を担当。大学時代からホテルで働いていたこともあり、お客さまとの会話やフロントの仕事が好きだと話すT.Yさん。自分の「好き」を活かした仕事を探しているうちにリゾートバイトに出会い、新しい挑戦がスタートしました。

「ありがとう」の言葉が、頑張る原動力に

見知らぬ土地で新しい人たちと働くのは、少し不安を感じるもの。しかし、T.Yさんが訪れた勤務先は、家族経営で社員も少数精鋭のアットホームなホテルでした。個性的なスタッフに囲まれながら、和気あいあいとした雰囲気のなかで仕事に取り組めたと話します。

ホテルでの仕事は、チェックイン・チェックアウトの対応をはじめ、レストランのヘルプや掃除などさまざま。2週間ほどで仕事にも慣れ、わからないことがあれば周囲が丁寧に教えてくれる、働きやすい環境だったそうです。

一方で、大変だったこともありました。

求人票よりも休日が少なく、初回のシフトでは11連勤というハードな日も。それでも、シフトを調整してもらったり、休憩時間に寮へ戻って休息を取ったり、自分なりにリズムを作りながら仕事に取り組んでいきました。

そんな日々のなかで、T.Yさんがうれしかったのは、お客さまからの「ありがとう」という言葉。
「お客さまからもらった手紙は、宝物にしている」とT.Yさん。また、誕生日には職場の仲間がお祝いしてくれ、そのあたたかさが忘れられない思い出になったそうです。

リゾートバイトは短期間の仕事ですが、そのなかにも出会いと心に残る思い出がたくさん詰まっています。北海道で過ごした時間は、T.Yさんにとって特別な体験になりました。

富良野の自然とともに過ごす、穏やかな休日

T.Yさんが滞在したのは、一軒家タイプの寮。リゾートバイトでは、個室タイプや相部屋タイプなど、職場によってさまざまな寮があります。

勤務先では、朝食にバイキングの残り物がまかないとして食べられ、夜もタイミングが合えば食事をいただけたそうです。そのため、自炊をほとんどせずに過ごせたと言います。リゾートバイトは、食事が付いている場所もあれば、自炊が必要な場合もあるので、自分に合ったスタイルを選ぶのがポイントです。

休日は、ワーキングホリデーに行くための準備を進めながら、富良野を散策して気分転換。
「富良野は祭りが多く開催されていて、夏祭りに3回も参加しました。花火大会では目の前で大迫力の花火を見られて感動した」と思い出を振り返ります。

日本を飛び出し、世界でホスピタリティを磨く旅へ

ホテルのフロント業務が好きなT.Yさんの夢は、海外のホテルで働くこと。富良野でのリゾートバイトをきっかけに、T.Yさんの新しい挑戦が始まりました。

「ホスピタリティを磨きたいと思い、カナダのホテルで働くことになりました。おもてなし力をさらに高めて、素敵なホテリエになれるよう、日本を飛び出して世界で経験を積みたいです」

リゾートバイトを通して生まれた新たな想い。そのなかで感じたリゾートバイトの魅力についても語ってくれました。

「知らない街がどんどん自分の好きな街になっていく感覚が好きです。移住よりも気軽に始められて、ここに来なければ出会えなかった社員さんやお客さまと出会える。それがリゾートバイトの魅力だと思います」

人生で出会えてよかったと思える時間を、リゾートバイトで

富良野で過ごした日々が、海外へと続く新しい旅のスタートラインとなったT.Yさん。リゾートバイトに挑戦したい人へ、メッセージを届けてくれました。

「慣れない土地に住み働くことは大変なこともたくさんあります。でも、それをはるかに上回る経験が待っています。私はこのホテルに来られてよかったですし、一緒に働いた仲間との別れが寂しいほど大好きでした。人生で出会えてよかったと心から思います。思い切って飛び込んでみたら、なんとかなります」

リゾートバイトを通して出会えた人、経験、そして心の変化。それはT.Yさんのこれからの人生を支える大切な糧となるはずです。次の舞台は海外。さまざまな出会いや経験を重ねながら、自分の成長へと繋げていく、T.Yさんの未来への一歩が動き出しました。

富良野のリゾートバイト求人を見てみる