リゾートバイト体験談 Vol.17【久米島】~お仕事編~
リゾートバイト経験者が語る!久米島のリゾートバイト体験談
皆さん、はじめまして!
今回は、私の初めてのリゾートバイト体験談を書いていきたいと思います!
その前に、まずは軽く自己紹介を。実は私、生まれも育ちも沖縄です。まあ県民あるあると言いますか、今まで「海は見て楽しむものだ!」みたいな考えの持ち主で、恥ずかしながら離島などもほとんど行ったことがない、お酒もあまり飲めない、エセ県民と呼ばれても仕方がないくらいの人物です。ただ、沖縄の歴史や音楽、踊りといった芸能、祭祀や習俗といったものはけっこう好きです。
さて、今回私は初めてのリゾートバイト!初めての離島生活!初めての久米島!という、初めてだらけの経験をしました。不安や悩みもありましたが、思いきってリゾートバイトに挑戦してみて、貴重な経験や出会いがあり、改めて沖縄の良さと、リゾートバイトの魅力を知りました。それを少しでも多くの人に伝えられたらと思い、この体験談を書くに至りました!
「リゾートバイトと言えば沖縄!」といっても過言ではないほど、沖縄エリアってすごく人気のあるエリアだと思います。「リゾートバイトを始めてみたいな」「沖縄エリアが気になっている!」「離島生活って実際どうなんだろう?」という方々の参考になればうれしいです。
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1.久米島でのリゾートバイトはここが良い!
沖縄の離島でリゾートバイト!とはいっても、離島ってたくさんあってどこがいいのか迷ってしまいますよね。今回は、私が行ってきた久米島がどういった島なのか、その魅力はどこなのかをご紹介します!
まず、久米島は、那覇から飛行機で約30分、フェリーで約3時間半かかります。大きさとしては、沖縄本島、西表島、石垣島、宮古島に次いで5番目に大きい沖縄の離島です!
石垣島や宮古島のように都会過ぎず、かといって西表島やほかの小さな島よりは不便すぎず。ドラッグストアやスーパー、ごはん屋さんもある比較的住みやすい島です。プロ野球の東北楽天イーグルスが春季キャンプをすることで知られる島でもあります。
1)久米島は自然が豊かで癒しがたくさん!
「沖縄」と聞いてたいていの人が想像する「青い空、青い海、真っ白な砂浜、一面に広がるサトウキビ畑!」という景色がまさに久米島には広がっています。季節によってはヒマワリ畑や、蛍が飛び交う景色を楽しむこともできますよ。また、久米島には有名な「はての浜」というビーチがあるのですが、沖縄出身の私も感動するくらいの真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海で、一度行ったら忘れられないくらいキレイです。
そして、サイクリングをしていると、犬や猫、ヤギ、牛、馬など本当にさまざまな動物たちに出会うことができるのも楽しみの一つです。
私が久米島で一番好きだったのは、久米島の空。朝日と夕日は格別にキレイで、よく仕事仲間と、道端や海でぼーっと眺めておりました。なんと言えばいいのか、とにかく色の広がりが全然違うんですよ!それが本当に素敵な時間で、今日はどんな空模様が見られのるかと毎日楽しみにしておりました。
星空を見上げるのも習慣になって、「今夜は○○流星群が見ごろみたいだ!」という情報をゲットするや、仕事終わりに皆で夜の海や展望台に出かけては、流れ星を見つけて歓喜しておりました。いや~あんなに流れ星を見たのは今までの人生で初めての体験でした!
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2)人と人の距離が近くて地元の人と触れ合える!
久米島にいる人は人懐っこくて親しみやすい方ばかりです。お店で働いていると、「仕事終わりに一緒に飲みに行く?」「今度海に船で連れて行ってあげるよ~」「お姉さんどこから来たの?」なんて声をかけられることもかなりの頻度でありますし、サイクリングをしていると、車に乗っている方から、「これから雨降るから気をつけなよ~!」と声をかけられたり、スーパーで買い物していると、知らないおばちゃんと意気投合して今夜のおすすめの献立を教えてもらったりすることもありました。
また、噂によると久米島には、機嫌がいいと大きな声で歌を歌いだす商店のおばちゃんがいたり、ガマ仙人という、観光客とみれば声をかけて洞窟の案内をする謎の人物もいるようです(笑)
「友達を作りたい!」と思う方は、ぜひ久米島で勇気を出して自分から話しかけてみると、交友関係があっという間に広がること間違いなしです。私と一緒にリゾートバイトに来ていたダイブのスタッフさんも、自主的に海でごみ拾いをしていたら、手伝いを申し出てくれた方がいたそうです。この方をきっかけに、久米島に移住してきた方や地域おこし協力隊の方々と知り合って、一緒にキャンプしたりシュノーケルしたりとリゾートバイトを楽しんでおりましたよ!
久米島にリゾートバイトで来て、恋人ができたり、結婚して移住した・・・・・・!なんて方もいらっしゃるとか。もしかしたらリゾートバイトでステキな出会いが待っているかもしれませんよ~。
3)良くも悪くも田舎生活を体感できるのがリゾートバイトの魅力
久米島は自然が豊かなところが魅力ですが、離島ということもあって、なかなか不便な点もあります。
まず一つ目、「お店やスーパーが少ない」。
久米島にはスーパーがありますが、デパートなんていうものはありません。コンビニは島に2つだけ。ファストフード店などもありませんので、ときどき無性に食べたくなるんですよね!また、風が強い日や台風が来て船が出ない日は、お店の品物が一気になくなります。物価は少々高めの印象です。
二つ目、「虫が多い」。
豊かな自然がある、それすなわち虫さんもいるということ!特にアリには悩まされました。お店にも部屋にも出るので、アリ対策は欠かせませんでした。クエン酸などを撒いて部屋に侵入しないようにするのがおすすめです。また、ヤモリやクモも出ますが、一番大事なのは、「あまり気にしない精神」ですね。
そして三つ目、「交通が不便」。
久米島の交通手段と言ったら、バス、車、自転車です。バスは便数が限られていますし、車を借りるまでもないかと思い、私はホテルで借りたボロボロのカゴなしママチャリをずっと使っていました(笑)サイクリングも楽しめますし、ときどき車に乗せてもらって出かけることもあったので、リゾートバイト中にそこまで困ったことはありませんでした。
久米島は、確かに不便なところもありますが、島全体がのんびりとした雰囲気に包まれており、とても素敵なところです。「せかせかした生活に疲れた」「都会の喧騒から離れたい!」という方は、久米島のリゾートバイトでリフレッシュすることをおすすめします。
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2.久米島の居酒屋でホールスタッフのリゾートバイトに挑戦してみた!
今回、私が久米島のリゾートバイトで体験したのは、居酒屋のホールスタッフです!7月から9月という夏真っ盛りの3ヶ月間でした。
実は私、大学に入って初めてやったバイトは居酒屋でした。駅前で本格的な日本酒が飲めるのを売りにしていた居酒屋でしたが、お酒を飲まない私にとっては、毎日変わるお酒の種類とその特徴、たくさんあるメニューなどを覚えることは難しく、いつも失敗しないようビクビクして、半年で辞めてしまいました。その後は、大学卒業まで自営業のとんかつ屋さんで働きましたが、こちらはいつも楽しく働いておりました。なので、私はこの乏しいバイト経験のみでリゾートバイトに挑戦したことになります。
1)トラウマがあった居酒屋バイト…リゾートバイトでイメージが変わりました!
私の場合、居酒屋バイトは学生時代の苦い思い出があり、バイト経験も乏しかったことから、リゾートバイトの働き先では人間関係がうまくいくか、お酒や料理のメニューをちゃんと覚えられるのか、出勤するときの服装は合っているかなど不安要素はいろいろとありました。ただ、接客することは嫌いではなかったので、「とにかくやってみよう!それでダメだったら考えよう!」という気持ちで飛び込みました。
お店は、寮から道を隔ててすぐのところにあり、ビーチも目と鼻の先、居酒屋やごはん屋さんの多い通りに位置していました。カウンターやボックス席をあわせて20席ほどの規模で、お客さんは観光客と地元客が半々くらいです。職場の人数は10人弱で、派遣から直雇用になった人と地元の人がこれまた半々というところでしょうか。年齢層としては、20代~30代が多かったです。
ここの居酒屋は、毎年リゾートバイトスタッフを雇用しているので、スタッフへの対応には慣れている現場でした。皆さん気さくな方々で、「今までも面白いリゾートバイトのスタッフさんがいっぱいいたよ~」という話をしてくれたり、暇があると、肩こりが治る体操やら疲れが取れるらしいツボの場所を教えてもらったりしておりました(笑)
お店は沖縄料理がメインだったので、沖縄出身の私には見慣れたものも多いのですが、県外の方からすると、魚の名前が方言だったり、食べたことがない料理も多く大変かもしれません。ですが、料理も丁寧に教えてくださいますし、分かってくると楽しいものです。また、お酒に関しても皆で作り方をおさらいしたり、試飲会などもあったので覚えやすかったです。
2)リゾートバイトの出勤スケジュールはこんな感じ!
お仕事は、週6日出勤の週1休み。基本的には以下のようなスケジュールで働いていました。
10時半 起床
朝日を見るために6時くらいに起きることもありますよ!
12時 昼ごはん
就業員食堂やコンビニにいったりカフェに行くことも・・・・・・
出勤まで動画を観たり、本を読んだり、海に行ったりして過ごす
15時半 着替えて出勤
休憩を挟みつつ、食器をセットしたり掃除をしたり・・・・・・
17時半 開店
21時ごろにまかない休憩
23時半 閉店・片づけ(お客さんの入りによって変更)
寮に帰って、映画を観たり、
音楽を聴いたり、ストレッチしたり・・・・・・
25時 就寝
私は早起きが苦手だったのでなかなか起きられませんでしたが、ごく稀に調子がいいときは、砂浜に寝転がって朝日を見て、海沿いをランニングして、その後洗濯して・・・・・・という素晴らしい朝を迎えることもありましたよ。
閉店後には、仕事仲間と近くのドラッグストアへ買い物に行ったり、晴れていれば近くの海や展望台に行って、星空観察をしたりすることもありました!強者スタッフさんは、出勤前に海へ泳ぎに行ったり、出勤後に飲みに行ったりしてましたね。
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3)正直仕事はきついこともある・・・!でも、やりがいもあるリゾートバイト・・・!
上記にも書いた通り、私は飲食店のバイト経験はあるものの、フルタイムで働いたこともなければ、週6日で働いたこともありません。仕事に関して大変だったことの一つは、リゾートバイト先の生活リズムに慣れることでした。慣れるまでは、週に1回だけの休日までたどり着くのが本当に長く感じました。貴重な休日は遅くに起きダラダラしていると過ぎていく・・・・・・という生活でした。
二つ目に大変だったことは、仕事を覚えること。これはどこに行ってもそうだと思いますが、最初はテーブル番号や掃除の仕方、料理の名前、ハンディの操作など覚えることが山ほどあり、「失敗だらけでもう指摘しかされない!つらい!!」という状態になっていました。後から、「最初のころは、死んだ魚のような目になってたよ(笑)」と言われるくらい、自分ではいっぱいいっぱいな状態でした。
3~4週間経ったあたりから少しずつリゾートバイトにも慣れていきました。休みの日には出かける予定を立てる余裕もでてきたり、午前中の時間を活用できるようにもなってきます!
沖縄の野菜や魚の名前を自然に覚えたり、料理の作り方を教えてもらったりするのも楽しみでしたし、なによりお客さまとの距離が近いので、地元の人や観光客の方とおしゃべりするのは楽しく、一番のやりがいでした。仕事をしている間は時間があっという間に過ぎていき、達成感もありました。それになんと言っても、マスターが作ってくださるまかないがとびっきりおいしいので、それを糧に頑張れていました!
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リゾートバイト体験談 Vol.17【久米島】~寮生活・休日編~につづく・・・・・・
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2023/04/21 UP!
沖縄県・久米島のリゾートバイト体験談です。 「仕事と遊びのけじめはしっかりつけて、休日は思い切り羽根をのばして楽しまないと損です!ここでは、私の久米島での休日の過ごし方を紹介していきたいと思います」そのほか職場の雰囲気、寮での住み込み生活、休日の過ごし方などをインタビュー!
- 職種:居酒屋ホールスタッフ
- 年齢:20~24歳
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リゾートバイトの行き先として大人気の沖縄は、ゆったりとした独特の雰囲気や温暖な気候で、南国リゾート感を味わえる魅力的な場所です。「一度行ってみたい!」という気持ちはあっても、どんな場所でどんな仕事があるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
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