更新日:2026.06.25
公開日:2026.06.25

旅をしながら働く生き方。リゾートバイトが変えた人生の選択肢|サンクチュアリコート日光(栃木・日光)の体験談

旅をしながら働く生き方。リゾートバイトが変えた人生の選択肢|サンクチュアリコート日光(栃木・日光)の体験談

比嘉 秀一郎さん(年齢:25歳)|レストランサービス|勤務期間:2026年4月〜2026年7月(予定)

「旅をするように暮らす」

そんな生き方に、憧れを抱いたことはありませんか?

数ヶ月リゾートバイトで働いてお金を貯め、海外へ渡る。現地の人と出会い、その土地ならではの景色や文化に触れる。そしてまた日本へ戻り、新しい場所で働く。

そんな暮らしを体現しているのが、比嘉 秀一郎(ひが しゅういちろう)さんです。比嘉さんは、日本と海外を数ヶ月ごとに行き来するライフスタイルを2年ほど続けています。

もともとはワーキングホリデーを目指して始めたリゾートバイトでしたが、そこでの出会いや経験が比嘉さんの価値観や考え方を少しずつ変えていきました。

働く場所も、旅する場所も、自分で選ぶ。そんなライフスタイルを選んだ比嘉さんは、どんな経験を重ね、何を見つけてきたのでしょうか。これまでとこれからを伺いました。

ワーキングホリデーの夢から広がった、旅をしながら働く暮らし

大学卒業後、ワーキングホリデーへ行くことを目標にしていた比嘉さん。その資金を集めるために、住み込みで働きながら生活費を抑えられるリゾートバイトという選択をしました。

「ワーキングホリデーで日本にはない景色を見たり、さまざまな経験を積み重ねたりして、帰国後は地元の沖縄で教師の仕事に就きたいと思っていました。なので、リゾートバイトは1年間という期限付きで決めていたんです

しかし、リゾートバイトでさまざまな境遇の人と出会うなかで、比嘉さんの考え方は少しずつ変わっていきました。

「海外をバックパッカーで旅した人の話を聞いて、面白そうだなと思って。初めてのリゾートバイトが終わった後にバックパッカーに挑戦してみたら、とても面白くてハマってしまいました」

初めに訪れたのは、バックパッカー初心者にも人気の東南アジア。その旅先では、さまざまな価値観に触れたり、ぼったくりの被害に遭ったりと、失敗の連続だったといいます。

「初めての旅だったので何から何まで失敗だらけで。クレジットカードでお金を引き出せないし、ぼったくりにも何回も遭いました。散々な目に遭いながらも、世界は甘くないんだなと思いつつ、ワクワクとスリルの狭間にいるような感覚が楽しくて。ワーキングホリデーでは得られない経験が多くあり、バックパッカーをやってよかったなと思います」

旅を通して、自分の知らない世界を知る面白さに気づいた比嘉さん。もっと世界を見てみたいという想いが強くなり、リゾートバイトで働いてお金を貯め、海外へ旅に出るという今のライフスタイルが始まりました。

未経験の飲食業へ。ハイクラスホテルで得た学びと成長

2024年からリゾートバイトを始め、これまで4ヶ所の勤務先を経験してきた比嘉さん。現在は栃木県にある『サンクチュアリコート日光』で働いています。

リゾートバイトをきっかけに飲食業に挑戦し、慣れない仕事ながらも少しずつ経験を積み重ね、今では社員さんからも一目置かれる存在へと成長していきました。

特に印象に残っているのは、日光の前に働いていた『ザ・リッツ・カールトン沖縄』での経験です。ハイクラスホテルならではの接客や客層を経験し、自分の考え方が一から変わるような日々だったと振り返ります。

「派遣スタッフにも積極的に仕事を任せてもらえる環境だったので、VIP対応を経験する機会もありました。ワインの出し方を一から教えてもらえましたし、サービスの仕事を徹底的に指導していただきました。責任感や重圧を感じることもあったものの、派遣スタッフではできないような経験を重ねられたことが、今の仕事にも活きています

そんな比嘉さんに、仕事をするうえで大切にしていることを聞いてみました。

「今働いている場所は会員制のホテルなので、お客さまの情報は徹底的にチェックするようにしています。たとえば、苦手な食材やアレルギーなどの細かい情報も記録されているので、お客さまが来館される前に頭に入れておくようにしています」

未経験から始めた飲食業でしたが、目の前の仕事に真摯に向き合い続けた結果、比嘉さんにしかできない経験が少しずつ増えていきました。ハイクラスホテルで培った接客や仕事への姿勢は、今の仕事にもつながっています。

お客さまに喜んでもらえることがやりがいに。仕事でのうれしさと大変さ

リゾートバイトは、その場所ならではの仕事に挑戦できる環境が整っており、未経験からでも新しい仕事を始められるのが魅力のひとつです。比嘉さんもそのなかで、さまざまな経験を積み重ねてきました。仕事をしていてうれしいと感じる瞬間についてこう話します。

「接客をしたときに名前を聞かれると、いい印象を持ってもらえたのかなと思いますし、アンケートで比嘉さんの対応がよかったと名前を出してもらえたときは本当にうれしいです。リゾートバイトで経験したことが活かされたと思うと、自分の成長を感じることができました

お客さまからの言葉が、仕事を続ける大きなモチベーションになっているといいます。一方で、慣れてきたタイミングで勤務が終わることに大変さを感じる場面もありました。

「さまざまな経験ができる反面、リゾートバイトに慣れてきたタイミングで勤務が終わってしまうので、また新しい環境で一から覚え直さないといけないところは大変です。あと初めのうちは、社員さんたちと同じ熱量や責任感を持って仕事をすることの難しさも感じていました」

旅を続けた先に見据える、沖縄で教師になるという夢

ハイクラスホテルでの経験を通して、仕事や考え方に対する姿勢も変わっていった比嘉さん。リゾートバイトで印象に残っているのは、人との出会いだといいます。

「同じ年代の仲間が集まる環境なので話も合いますし、仕事でもプライベートでもいろんな方と交流できるのが楽しくて。バックパッカーをしようと思ったきっかけも、人生の先輩からの体験談だったので、自分が経験していないことをしている方と出会えるのはリゾートバイトの魅力だと思います」

人との出会いが価値観や視野を広げ、まだ見たことのない世界へと連れていってくれる。一期一会の出会いを楽しみながら、自分の好奇心やワクワクする気持ちに従って旅を続けてきました。

そして比嘉さんは、これからの夢についても語ってくれました。

「教師はずっと憧れの職業です。今のライフスタイルはあと2〜3年続けて、自分が行きたい国に行けたらリゾートバイトを終えて、沖縄の子どもたちに勉強を教えたいと思っています。沖縄に育ててもらったので、今度は僕が沖縄の子どもたちを育てたいという想いや、沖縄に貢献したいという想いがあります」

旅をしながら働き、出会いを重ねてきた比嘉さんですが、同じように旅をしながら働くことに興味がある方へ向けて、メッセージをくれました。

「海外に行きたいという想いが少しでもあるなら、ぜひ挑戦してみてほしいです。リゾートバイトならお金を貯めやすい環境ですし、試しに挑戦して無駄な経験にはならないと思います

ワーキングホリデーを目指して始まったリゾートバイトは、やがてバックパッカーという旅のスタイルへとつながり、旅をしながら働く暮らしへと広がっていきました。

ワクワクする気持ちに身を任せながら出会いを重ね、自分らしい生き方を形づくってきた比嘉さん。これからも、その歩みは豊かに続いていくことでしょう。

執筆者

リゾートバイトナビ - 「旅して働く」リゾートバイトの歩き方 -

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編集部

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