フリーターの年収はいくら?平均・手取り・正社員との差と収入を上げる方法を解説

フリーターとして働くなかで、「自分の年収は平均と比べてどうなのか」「このままの収入で大丈夫か」と気になることはないでしょうか。
フリーターの年収は公的な統計で実態を把握でき、税金や社会保険のルールを知っておくだけで手取りが変わることもあります。
この記事では、フリーターの平均年収や手取り、正社員との差、年収の壁の最新ルール、収入を増やす方法を解説します。
今の働き方を見直す参考にしてみてください。
フリーターの平均年収はいくら?【最新データ】
フリーターを含む正社員以外の平均年収は、約206万円です。
国税庁が毎年実施している「民間給与実態統計調査」の令和6年分の結果によるもので、前年から2.2%増加しています。
ただし、この数字はあくまで全体の平均値です。
性別・年代・働き方によって実態は大きく変わります。
ここでは下記の5つの視点から、フリーターの年収のリアルを掘り下げます。
全体の平均年収

国税庁の令和6年分「民間給与実態統計調査」では、1年を通じて勤務した給与所得者のうち、正社員(正職員)以外の平均給与が206万円と示されています。
単純に12で割ると、月額約17万円に相当します。
同じ調査で給与所得者全体の平均は478万円のため、フリーターの年収は全体平均の半分以下にとどまります。
なお、フリーターのみを対象とした公的な年収統計はないため、本記事では最も近い区分である「正社員以外」の数値を用いています。
この区分には契約社員なども含まれるため、パート・アルバイト中心で働く場合や勤務時間が短い場合は、この金額を下回るケースも少なくありません。
男女別の平均年収

男女別に見ると、フリーターの収入には差があります。
厚生労働省の令和7年「賃金構造基本統計調査」によると、フルタイムで働く正社員・正職員以外の賃金(月額)は、男性26万8,100円、女性21万8,400円です。
単純に12倍すると、賞与や残業代を除いた年収は男性で約322万円、女性で約262万円に相当します。
ただし、これはフルタイム勤務者に限った数字です。
週数日のシフトで働く場合は、この水準を大きく下回ります。
自分の労働時間と照らし合わせて目安にしてください。
年代別の平均年収

フリーターの賃金は、年代が上がってもほとんど伸びません。
厚生労働省の令和7年「賃金構造基本統計調査」から、フルタイムで働く正社員・正職員以外の月額賃金を年代別にまとめると、次のとおりです。
年齢階級 | 賃金 |
|---|---|
〜19歳 | 18万6,300円 |
20〜24歳 | 20万3,500円 |
25〜29歳 | 22万7,900円 |
30〜34歳 | 23万3,800円 |
35〜39歳 | 23万300円 |
40〜44歳 | 23万600円 |
正社員は年齢とともに賃金が上がるのに対し、非正規は30代前半でほぼ頭打ちになる傾向が読み取れます。
昇給による伸びが小さいことは、フリーターの年収を考えるうえで押さえておきたいポイントです。
年収の中央値

フリーターの年収そのものの「中央値」を示す公的統計は、公表されていません。
中央値とは、全員を年収順に並べたときにちょうど真ん中にくる人の金額のことです。
平均値は一部の高収入者に引き上げられやすいため、一般に中央値は平均値より低くなる傾向があります。
つまり「平均206万円」という数字よりも、実感に近い年収はやや低い可能性があるということです。
自分の立ち位置を知りたいときは、平均値だけでなく、前述の男女別・年代別の数字と照らし合わせて見ると実態をつかみやすくなります。
月収・手取りの目安

年収206万円の場合、実際に使えるお金はさらに少なくなります。
額面の年収からは、所得税・住民税・社会保険料が差し引かれるためです。
年収206万円の手取りは、額面の8割前後にあたる約160万〜170万円、月あたり約13万〜14万円が目安です。
(社会保険の加入状況などにより変わります)
ここから家賃や食費などの生活費を払うと、自由に使えるお金や貯金に回せる額はわずかになります。
「趣味や将来のためにお金を残したい」と考えるなら、額面ではなく手取りベースで家計を考えることが大切です。
▼出典
フリーターと正社員の年収差
フリーターの年収を考えるうえで、正社員との差がどのくらいあるのかは気になるところです。
雇用形態の違いによって、収入には想像以上の開きがあります。
差の実態は、「1年あたり」で見るか「生涯」で見るかによって印象が大きく変わります。
ここでは次の2つの視点から、フリーターと正社員の年収差を確認しましょう。
平均年収の差

1年あたりの平均年収差は約340万円です。
国税庁の令和6年分「民間給与実態統計調査」によると、正社員(正職員)の平均給与は545万円、正社員以外は206万円で、その差は339万円にのぼります。
差が生まれる主な理由は、賞与(ボーナス)や諸手当の有無、そして昇給の仕組みの違いです。
正社員は勤続年数や成果に応じて基本給が上がっていくのに対し、フリーターの時給は大きく変わりにくく、賞与もない場合がほとんどです。
なお、この比較は年齢構成や職種の異なる集団同士の平均値であり、個人の条件によって差の大きさは変わります。
年代別に見ると、差は年齢とともに開きます。
厚生労働省の令和7年「賃金構造基本統計調査」では、フルタイム非正規の賃金(月額)は20〜24歳で20万3,500円と正社員(24万7,500円)の8割強ですが、55〜59歳では5割強まで低下します。
若いうちは小さく見える差が、キャリアを重ねるほど広がっていくのが実態です。
生涯年収の差

生涯で見ると、差は数千万円から1億円規模に広がります。
1年あたりの差が、働く年数のぶんだけ積み重なっていくためです。
労働政策研究・研修機構(JILPT)の「ユースフル労働統計2025」によると、学校卒業後から60歳まで同じ雇用形態のフルタイムで働き続けたと仮定したモデル試算による生涯賃金(退職金を含まない)は、次のとおりです。
区分 | 正社員 | 非正社員 | 差額 |
|---|---|---|---|
男性 | 約2億2千万円 | 約1億3千万円 | 約9千万円 |
男性 | 約2億6千万円 | 約1億5千万円 | 約1億1千万円 |
女性 | 約1億6千万円 | 約1億1千万円 | 約5千万円 |
女性 | 約2億1千万円 | 約1億2千万円 | 約9千万円 |
さらに正社員には退職金が加わるケースも多く、実際の差はこれ以上に開く可能性があります。
将来設計を考えるうえで、無視できない数字といえるでしょう。
▼出典
- 国税庁|令和6年分 民間給与実態統計調査
- 厚生労働省|令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況(雇用形態別にみた賃金)
- 労働政策研究・研修機構(JILPT)|ユースフル労働統計2025「21 生涯賃金など生涯に関する指標」
フリーターが知っておきたい「年収の壁」
フリーターが年収を考えるとき、避けて通れないのが「年収の壁」です。
年収の壁とは、一定の金額を超えると税金や社会保険料の負担が発生・増加するボーダーラインのことです。
2025年の税制改正で税金のラインは大きく変わり、社会保険のルールも見直しが進んでいます。
古い情報のままだと損をする恐れがあるため、次の3つの壁に分けて最新のルールを解説します。
なお、制度は今後も見直される可能性があります。
税金については国税庁の解説ページ、社会保険については厚生労働省の年金制度改正法のページで最新情報を確認してください。
税金の壁

2025年分から、収入が給与のみの場合、給与収入160万円以下であれば所得税はかかりません。
令和7年度税制改正で控除が見直され、従来の「103万円の壁」が実質160万円まで広がりました。
ただし住民税は別で、おおむね年収100万〜110万円を超えると発生します。
(基準は自治体により異なります)
社会保険の壁

社会保険の壁は「106万円」と「130万円」の2つです。
勤務先の規模や労働時間など一定の条件を満たすと、年収106万円(月8.8万円)程度から勤務先の社会保険に加入します。
家族の扶養に入っている人は、年収130万円以上で扶養から外れ、自分で保険料を払う必要があります。
壁を少し超えただけだと、保険料の負担で手取りが減る「働き損」が起こる場合があります。
なお、2025年成立の年金制度改正法で106万円の賃金要件は撤廃が決定しました。
保険料が不要になるのではなく、週20時間以上などの労働時間を基準に加入対象が広がる方向の変更です。
扶養の壁

家族の扶養に入っている場合、自分の年収が家族の税負担に影響します。
親の扶養なら、親が扶養控除を受けられる年収上限は123万円以下です。
19歳以上23歳未満であれば年収150万円まで親は満額63万円の控除を受けられます。
(188万円まで段階的に減額)
配偶者の扶養なら、年収123万円以下で配偶者控除、それを超えても年収160万円までは配偶者特別控除で満額38万円の控除が受けられます。
(約201万円まで段階的に減額)
ただし、社会保険の扶養(130万円)は別のルールです。
税金と社会保険の扶養を混同しないことが、損を避けるポイントです。
▼出典
フリーターで年収400万円・500万円は可能?

フリーターで年収400万円〜500万円を稼ぐことは、不可能ではありませんが簡単でもありません。
必要な時給と労働時間を計算すると、一般的なアルバイトの水準を大きく超えるからです。
月160時間(週5日×1日8時間)働いた場合に必要な時給を試算すると、次のようになります。
目標年収 | 必要な月収 | 必要な時給 |
|---|---|---|
300万円 | 25万円 | 約1,570円 |
400万円 | 約33.3万円 | 約2,090円 |
500万円 | 約41.7万円 | 約2,610円 |
2025年度の最低賃金は、全国加重平均で時給1,121円です。
この時給で月160時間働いても、年収は約215万円にとどまります。
また、厚生労働省の令和7年「賃金構造基本統計調査」によるフルタイム非正規の平均賃金(月24万1,700円)を単純に12倍しても、約290万円です。
つまり、年収400万円以上を目指すなら「平均的なバイトを続ける」だけでは届きません。
時給の高い仕事を選ぶ、労働時間を増やす、支出を減らして手元に残すといった工夫の組み合わせが欠かせません。
具体的な方法は、次の章で解説します。
▼出典
フリーターが年収・手取りを増やす方法
年収を上げる手段は、正社員になることだけではありません。
フリーターのままでも、工夫しだいで収入や手元に残るお金は増やせます。
ここでは、次の4つの方法を紹介します。
自分の生活スタイルに合うものから、無理なく取り入れてみてください。
高時給の仕事に乗り換える

最も手っ取り早いのは、時給の高い仕事に移ることです。
同じ非正規でも、業種によって賃金には大きな差があります。
厚生労働省の令和7年「賃金構造基本統計調査」では、フルタイム非正規の月額賃金は「宿泊業、飲食サービス業」の21万1,600円に対し、「情報通信業」は33万3,800円と、業種間で10万円以上の開きがあります。
働く業種や場所を変えるだけで、年収が数十万円単位で変わる可能性があります。
資格・スキルを習得する

時給の単価そのものを上げるには、資格やスキルの習得が有効です。
時給は「代わりの少ない仕事かどうか」で決まりやすいためです。
簿記や語学、ITスキル、調理師などがあると応募できる求人の幅が広がり、時給交渉もしやすくなります。
シフトの調整がしやすいフリーターは、学習時間を確保しやすい点も強みです。
副業と掛け持ちする

本業のシフトに余裕があるなら、副業で収入源を増やす方法もあります。
Webライティングや動画編集などの在宅ワーク、単発のスポットバイトなど、スキマ時間でできる仕事は増えています。
ただし、働きすぎて体調を崩しては本末転倒です。
収入額によっては確定申告が必要になる場合もあるため、労働時間と税金の管理をセットで考えましょう。
住み込みで生活費を抑える

収入を増やすのと同じくらい効果的なのが、生活費を減らして手取りを実質的に増やすことです。
生活費の中で最も大きいのは、一般に家賃などの住居費です。
住み込みで働ける仕事なら家賃の負担を大きく減らせるため、同じ年収でも貯金に回せる額が変わります。
「時給アップ」と「固定費の削減」を同時に実現できる代表例が、次で紹介する "リゾートバイト" です。
リゾートバイトダイブは全国各地のリゾートバイト求人を豊富にご用意しています。
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創業25年の実績を活かした充実のサポート体制で、初心者の方も安心してリゾートバイトを始められます。
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▼出典
年収アップや貯金を目指すフリーターにおすすめ!リゾートバイトとは?
「収入は増やしたいけれど、自由な働き方は手放したくない」という人におすすめなのが、 "リゾートバイト" です。
全国の観光地にあるホテル・旅館・スキー場などで、住み込みで働く短期・長期の仕事を指します。
未経験からできる接客・清掃・裏方の仕事が中心で、収入アップを目指しながら生活費も抑えられるため、手元に残るお金を増やしやすい働き方です。
年収アップや貯金を目指すフリーターに向いている理由は、次の3つです。
高時給の求人が多い

リゾートバイトには、一般的なアルバイトより時給の高い求人が多くあります。
観光地は繁忙期の人手不足が深刻で、時給が高く設定されやすいためです。
特に、調理職は時給が高い傾向があり、下記のように2,000円近い時給の求人もありますよ!
(※リゾートバイトダイブ調べ)
時給が数百円違えば、同じ労働時間でも年収は数十万円変わります。
寮費・食費などの生活費を抑えやすい
リゾートバイトには、寮費・光熱費が無料、食事支給あり、交通費も規定内で支給されるなどの優良条件がついた求人が多く、生活費の大部分を占める住居費と食費が抑えやすい傾向があります。
ただし、条件は求人によって異なるため、応募前に必ず確認しましょう。
(寮費が有料の場合や、食事支給なしなどの求人もあり)
短期間でまとまった貯金を作りやすい

リゾートバイトは、住み込みで働ける上、食事支給がある求人が多いため、3ヵ月程度の期間でまとまった貯金を作ることも可能な働き方です。
家賃と食費の負担が減ることで、使えるお金が大きく増えますよ。
▼収支例
・時給1,200円
・寮費・光熱費無料
・休日含め3食食事支給 の場合
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特に、支出の少ない環境で働くと、より貯金しやすいですよ。
職場は皆さん優しくて仕事中にストレスを感じることはほぼありませんでした。仕事内容も一度覚えればそれの反復なので気楽にやれてました。同じリゾートバイト仲間も同年代が多いのですぐに打ち解けて一緒に散歩したりご飯を食べたりしてとても楽しかったです。寮費無料、食事休日含め3食無料なので支出がほぼないです。周りに居酒屋などの誘惑も全く無いのでお金を貯めるにはいい環境だと思います。
転職のつなぎや資格取得のための時間確保、引っ越し・留学やワーホリの資金作りなど、次のチャレンジへの準備期間としてリゾートバイトを活用する人もいます。
会席料理ははじめてでしたが、丁寧に教えていただきスムーズに仕事をスタートできました。 留学資金を貯める目的があったので、週末などお客様が多い時の残業でしっかり稼ぐことができました。 英語を使う機会が多かったです。 寮の周りにコンビニ等充実していて、札幌の中心までもバスの本数はかなりあって生活には便利でした。 派遣スタッフも多く、仲良くなった人たちと休みの日に一緒に出かけたりしてプライベートも充実しました。
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実際にリゾートバイトで働いた方たちの体験談もあるため、気になる方はチェックしてみてくださいね。
まとめ|フリーターの年収は働き方しだいで上げられる

フリーターの年収で本当に見るべきなのは、平均との差ではなく「今の働き方を続けた場合、5年後・10年後も同じ収入のままでいいか」です。
本文で見たとおり、非正規の賃金は年齢が上がってもほとんど伸びず、差は時間とともに開いていきます。
裏を返せば、年収が働き方で決まるということは、働き方を変えれば年収も変えられるということです。
時給の相場が高い仕事に移る、スキルで単価を上げる、住み込みで固定費を削る。
どれも正社員にならなくても、今の自由さを保ったまま始められます。
その第一歩として、高時給と生活費の削減を同時に実現できる "リゾートバイト" は有力な選択肢です。
迷っているなら、まずはどんな求人があるか眺めてみるところから始めてみましょう!
\いつでも相談OK!サポート充実◎/

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