リゾートバイト体験談 Vol.335【ザランタンあば村】

ダイブ直営！ザランタンあば村（岡山）のリゾートバイト体験談

スタッフさんプロフィール
【年齢】20～24歳
【勤務エリア】岡山県・津山「ザランタンあば村」
【職種】レジャー・アクティビティ
【就業期間】5ヶ月（2022年6月～10月・延長1回）

【ザランタンあば村のリゾートバイト体験談】選んだ理由について

リゾートバイトをしたいと思ったきっかけや目的は？

もともとスノーボードが大好きだったのですが、スキー場で働くとなると、夏は何もすることがない、正社員で勤務してしまうとなかなか辞められない。それなら派遣として勤務期間も選択しやすいリゾートバイトに挑戦してみようかなと思ったことがきっかけでした。
前職が、バンドのベーシストだったのですが、「スノーボードをやりたいな～！」と思って、バンドを辞めてリゾートバイトを始めました！今までは、スキー場→キャンプ場→スキー場だったので、「ザランタンあば村」は4ヶ所目のリゾートバイト先になります。
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あば村の音楽祭ではトリを務めました！

リゾートバイトへ行く前に不安だったことはありましたか？

地元の方との人間関係が不安でした。村などの小さな地域では、「よそ者はちょっと……」みたいな空気が残っているところもなかにはあると思ったので、そこが一番の不安でした。でも、実際に行ってみると皆さん本当に良くしてくれました！あば村の皆さんのことが大好きです！
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「ふらっとあば」という近くの居酒屋にて

リゾートバイト先や職種を選んだ理由、またその決め手となった点があれば教えてください。

「ザランタンあば村」を選んだ理由は3つあります。
1つ目が、キャンプ場やグランピングに興味を持っていたこと。前述の通り、キャンプ場でのリゾートバイトを経験したことがあって、そこがめちゃくちゃ楽しかったんです！「どうせなら次もキャンプ場がいいな～」と思って求人を検索してみると、「ザランタンあば村」が出てきました。
あとは、前のキャンプ場にもグランピング施設があったので、仕事内容をある程度把握していたことも理由の一つです。「ザランタンあば村」なら自分の経験を活かせるかもしれないと思いました。
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「ザランタンあば村」の近くの川で獲れるアマゴ

2つ目の理由が、「リゾートバイトでないと行く機会がなさそうだな」と思う場所に行きたかったことです。栃木出身なので、岡山や中国地方ってなかなか行く機会がないんですよね。大阪や、そのまま通り過ぎて沖縄に行くことが多いです。「せっかくリゾートバイトに行くなら、いつもは行かない土地に行きたい！」と思いました。
あとは、前回働いていたスキー場がかなり田舎だったのですが、マタギの人と仲良くなってクマを食べたりと、良くしてもらった経験がありました。それもあってか、あば村のホームページを検索したときに「アットホーム感があっておもしろそう！」と思えたのかもしれません（笑）
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あば村の焚火でマシュマロ

決め手になった3つ目は、ダイブの直営だったことです！最初にリゾートバイトを始めようとスキー場を探していたときは、リゾートバイトダイブではないほかの派遣会社で検討していました。ただ、そこで話をしたあとに「応募しておきます」と言われてから、全然進捗がなくて……「この件、どうなっていますか？」と聞いたら、「勤務先にはもう連絡していて、今は検討中です」と回答がありました。「さすがに遅すぎる……」と思って、現地のスキー場に直接電話をかけちゃったんですよね（笑）そしたら、「え？そんな話来てないけど……」と言われてしまったことがありました。そのことがあってから、派遣会社より直接雇用のほうがいいのかな……と迷っていました。
でも、リゾートバイトダイブを初めて使ってみたときに、とても対応が良かったんです。連絡も早いし、電話も丁寧。リゾートバイト先についても「料理長が少し気難しいかも」とか、きちんと言ってくれました。ほかの派遣会社だとそんなことまで言ってくれないし、「めっちゃいいですよ！」って基本ごり押しです（笑）だから、リゾートバイトダイブに対する信用がすごくありました。しかも、「ザランタンあば村」はそのダイブの直営施設。安心感が違いました！

【ザランタンあば村のリゾートバイト体験談】お仕事について

「ザランタンあば村」の雰囲気はどうでしたか？

「ザランタンあば村」のアルバイトの人数は6人くらいでした。リゾートバイト以外の地元のアルバイトの子たちもいます。年齢層は、全体的に20代前半が多いです。リゾートバイトは、23～26歳くらいでした。地元の子は、19～20歳くらいか、それ以下のスタッフさんたちもいます。
職場の雰囲気は、ワイワイ系というよりかは、家族や兄弟みたいな関係性です！20歳以下の子たちは、お酒も飲めないので、あんまりワイワイなりすぎないのかもしれないです。みんなで家族みたいな雰囲気で運営していました！
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スタッフさんたちのお別れ会を毎回開くほど仲良し

「ザランタンあば村」での一日の流れとシフトについて教えてください！

シフトは下記の3タイプがあって、基本的に週2日がお休みです。

①6:00～15:00
②10:00～19:00
③13:00～22:00

一日のタイムスケジュール例です。

5:20　起床
5:40　朝食（自炊）
5:55　寮出発
6:00　朝食準備、網洗い、夕食準備
8:00　朝食配膳
9:30　洗い物終了、チェックアウト対応
10:00 チェックアウト終了、ベッドメイク、ストーブ灯油補充
13:00 休憩
14:00 チェックイン or 夕食の準備
15:00 収穫体験、スパイスソルト等のアクティビティ対応
16:00 チェックイン終了、夕食提供
18:30 夕食提供終了
19:00 夕食開始、食器洗い、焚火
21:00 網回収
22:00 シフト③：あがり、シフト①：就寝
4:00　シフト③：就寝

リゾートバイトに慣れるまでどのくらい時間がかかりましたか？

キャンプ場のリゾートバイト先では、グランピングも少しやっていたので、1ヶ月くらいで慣れました！初めての方だと2ヶ月くらいかかるかなと思います。なにかテンプレがあるわけではなくて、「下駄箱直してください～」「テント畳んでください～」とか、状況によって対応しなければならない面も多いです。だから楽しいんですけどね！（笑）DIYも多いので、マルチに経験できると思います。

リゾートバイトで一番大変だったことはなんですか？また、それをどうやって乗り越えましたか？

台風が一番大変です。グランピングは、どうしても天候に左右されてしまうので、テントを畳んだり、ガゼボのタープ（小屋にかけてある布状の屋根のこと）を外したり付けたり、体力勝負の作業もあるので、結構大変でした。

リゾートバイト中に起きたうれしい出来事や、やりがいを感じられたエピソードはありますか？

お客さまと話すこと！特に、子どもと遊ぶことがうれしかったかもしれないです。子どもたちと収穫体験に行くのがめちゃくちゃ好きです！
子どもって本当によくしゃべります。「ジャングルクルーズに乗ってるんか……？」ってくらいよくしゃべるんですよ。「ここ、ゴキブリがいるよ～！」って（笑）
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【ザランタンあば村のリゾートバイト体験談】住み込み生活について

寮生活に抵抗はありましたか？

そこまで抵抗はなかったですね。一緒に住んでいた人も、大人な方だったので、それもよかったのかもしれないです。
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「ザランタンあば村」にある寮の一室。お部屋は個室だが、キッチン・トイレ・お風呂などの水回りは共用

「ザランタンあば村」に行く前に寮について知りたかったことはありますか？

自炊するので、キッチンがあるのか、それは共同キッチンなのか、とかは知りたかったです。冷蔵庫はあっても、自分一人でどれくらいが使えるのかが気になりましたね。今までのリゾートバイト先では、10人で1個の冷蔵庫を共用しなければならなかったので、結構きつかったです。自炊するのは難しいなと思いました。「ザランタンあば村」の場合は地元の子が多いので、寮の人数がそこまで多くならず、ストレスフリーです！
買い物に関しては、津山（車で約30分の場所）に野菜、肉、調味料系がなんでも安い「ラム―」というスーパーがあったので、そこを利用していました。170円で日替わりのおいしいお弁当（幕ノ内弁当やサバのお弁当など）が売られています。コンビニまでは距離もあるので、まとめ買いして冷蔵庫に入れておくことをおすすめします！
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「ザランタンあば村」従業員寮のキッチン

寮に「これがあればもっと良かった」と思ったものはありましたか？

僕はもう4回目のリゾートバイトだったので、少しずつ慣れてきていたのですが、ほかのスタッフさんからよく「貸して～！」って言われていたのは、ハンガーですね。
あとは、調味料です。よく寮の前で焚火をしながら、焼肉をしたり、お客さまが釣った魚をもらって焼いたりしていました。一緒に住んでいた方も自炊をする方だったので、二人で少しずつ買い足していきました。それもみんなで使っています（笑）
家電は、電子レンジや冷蔵庫、洗濯機、掃除機などが一式そろっているので楽でしたね。ただ、テレビがないので、NetflixやAmazon Primeを契約しているといいかもしれません……！

グランピングのリゾートバイトが初めての方に向けて、おすすめの持ち物はありますか？

おすすめの持ち物は5つあります！
まず1つ目に、水をはじくシャカシャカ素材の服！あば村は山に囲まれているので、雨が少しずつ降ります（笑）ザーザー降ったら傘をさしたり対策しようと思えるんですけど、そこまではいかない量が少しずつ降る（笑）作業中は傘もさしにくいので、シャカシャカ素材の服があるといいかなと思います。
2つ目は、ジーパンなどのしっかりとした素材の長ズボン。
最初にあば村に来たときに、ブヨにたくさん刺されてしまって……硬めの素材の長ズボンだったら刺されにくかったかな～と思ったので、皆さんにシェアです！あと作業中は、木など先端がとがってるものがあったり、滑ることもあるので、ケガをしないように硬めの長ズボンがおすすめです。
3つ目は、帽子。真夏のテントのなかは本当に灼熱です！テントサウナみたいになっちゃいます（笑）熱中症対策のためにも帽子は必須です。
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お気に入りの帽子（左）

4つ目は、クロックスやベナッシ（スポーツサンダル）です。ベッドメイクをするときは、テントに出たり入ったりが多いので、脱ぎ履きしやすい靴が必要だと思います。
5つ目は、GUなどに売っている速乾Tシャツ。同じ寮の方におすすめされたのですが、一番活躍しました！5着くらい買って、夏はそれで乗り切りました。
そのほかにも、女性なら日焼け止めとか、いろいろあるとは思うのですが、ザランタンの担当者の方とも、事前に電話できる機会があると思うので、詳細はそのときに聞いてみてください！（笑）

リゾートバイト中の休日はどのように過ごしていましたか？

前半は、まだあば村に友だちがいなかったので、名古屋や姫路にいる友だちのもとに遊びに行っていました！それでも、やはり遠いです。姫路でも片道で2時間半はかかってしまいます。
繁忙期が明けたリゾートバイト後半からは、居酒屋の「ふらっとあば」や、「ふらり」という焚火ができるスペースに遊びに行くようになって、あば村の知り合いが増えました！そこからがすごく楽しかったですね！
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「ふらっとあば」では、自分たちで1から企画して、1日限定で人参しりしりサンドとミネストローネを販売しました

【ザランタンあば村のリゾートバイト体験談】お仕事を終えて

普通のバイトでは得られないと思うリゾートバイトの魅力は？

やはり町の人たちと仲良くなれることです！その町に住むことができる、リゾートバイトならではの魅力だと思います。僕も町の人と仲良くなってからが一番楽しかったです！
せっかく見知らぬ土地に来ているので、いつもと同じように働くよりも、地元の人とも仲良くなったほうが、絶対に楽しいと思うんですよね。だから、どこのリゾートバイト先でも、地元の人とはよく話すようにしています。
あば村にいると寮で焚火をしているときに、よくおばちゃんたちが通りかかるので、話しかけるとだいたい仲良くなれます！今では、ししとうや枝豆、ブロッコリーなどの野菜もくれるようになりました！おかげで意外と野菜には困りません（笑）でもそうやって、地域とのつながりができることは、リゾートバイトならではの良さだと思います。
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あば村音楽祭では、地域の方々や参加アーティストのためにもつ煮を作りました！

はじめてリゾートバイトに行く方に向けてアドバイスをください！

まず、お金がすごく貯まります！使うところがあまりないのと、お金を使わないで遊べることが多いです。食べ物をもらえたり、焚火に集まったり……今度は地元の方とカホン（楽器）を作る予定です！（笑）
あとは、自分の意見をきちんと伝えることがとても大事だなと思います。賛否両論あることだとしても、内に閉じ込めるよりも、まずは言ってみるほうがいいんじゃないかなと思います。言うことで改善されることも、言われることで改善できることもあると思うので、とりあえず言ってみましょう！（笑）

「ザランタンあば村」でのリゾートバイトを検討中の方に向けて一言！

迷ってるなら、絶対に「ザランタンあば村」に来てください！まず、あば村は本当に水がきれいです。湧き水もおいしいし、その水で炭酸水を作ると最高においしいです！炭酸水メーカーがあったらすごくいいかもしれない……「あばキンソン」って（笑）
あとは人ですね。やっぱり人がいいので、迷ってるなら1回行ってみてほしいなあと思います。
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今後の夢や目標について教えてください！

バック（出演者がもらえる報酬のこと）を出せるライブハウスを作りたいです。お客さんが呼べないアーティストだとしても、お金を出してあげられるようなライブハウスを作りたい。なぜかというと、自分がバンドをやっているときにすごくきつかったんですよね。
都内のライブハウスはノルマも高いし、払えない分は負担しないといけないケースがたくさんありました。なかには、すごく良い音楽をやっている人たちもいっぱいいて……そういう人たちにお金が支払われない現状が、すごく嫌でした。だったら違うところでお金を作ってでも、きちんとバックを出せるライブハウスを作りたいなと思いました。どうお金を作っていくかは、今模索中です。リゾートバイトをしてから気づいた発見としては、人の輪が広がると、何かおもしろいことができそうだということです！
例えば、あば村の音楽イベントで知り合ったアーティストの子たちと一緒に音楽ができそうだな……とか、一緒に人参しりしりサンド作った子はイラストを描けるから、今後もフライヤー制作のときには手伝ってもらえそう……とか。ほかにも、ライダーさんと知り合ったので、一緒にPVを撮りたいね～ってお話ししました！
どんどん幅が広がっているから、やれることも少しずつだけど広がっているなと実感しています。そうして広がっていった人の輪で、いつか夢を叶える道筋が見つかったらいいなと思います。
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焚火スペース「ふらり」でも、音楽の話で盛り上がることが多かったです